BEAUTY
By 深井麻実
メイクの必需品でもあるアイライナーですが、できるだけ安い価格帯で収めたいと思っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんなプチプラ価格で手に入るアイライナーの魅力やおすすめの選び方についてご紹介します。
【目次】
アイライナーにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴についてご紹介します。
ペンシルアイライナーとは、柔らかい芯でできているアイライナーです。繰り出し式のものから鉛筆式のものもあり、ぼかしやすいのが特徴的です。ペンシルアイライナーはスルスルと伸びるので、初心者でも使いやすい形状になっています。
発色も柔らかいので、きつい印象になりにくいです。ものによっては落ちやすいものもありますが、ウォータープルーフタイプのものを使えば粘膜部分にも使用が可能です。
比較的どんな人でも挑戦しやすいアイライナーです。
リキッドアイライナーは、液体で出てくるタイプのアイライナーです。リキッドアイライナーは、筆先から液を出してまぶたにラインを引くアイテムです。くっきりはっきりとしたイメージに仕上がるので、しっかり目力を出したい人におすすめです。
ただし、1度描いてしまうとすぐに肌に密着するため、修正ができにくいというデメリットがあります。アイラインを引くのに慣れていない人だと失敗しやすいため、練習が必要になります。
ジェルアイライナーはジェルでできているアイライナーで、落ちにくいのが特徴です。油分にも水分にも強いので、パンダ目になりにくいというメリットがあります。ペンシルアイライナーのように繰り出し式になっているものもあれば、ジャーに入っているタイプのものもあります。
色味はペンシルよりもはっきり出るので、目力をアップさせたい人におすすめです。ただし、かなり耐久性があるタイプなので、目元専用のリムーバーがないと落としきれないこともあります。
さまざまなアイライナーがありますが、その中でもプチプラのアイライナーにはどんな魅力があるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
プチプラのアイライナーは、値段が安くても高品質なものが多いです。ファンデーションやアイシャドウは、デパコスのように値段が高いものの方がきれいに仕上がるものが多いです。しかし、アイライナーにはそこまでの差はありません。
プチプラで手に入るようなアイライナーでも、十分きれいに発色します。安いからといって色が乗らないということもほとんどなく、持ちも良いものが多いです。アイライナーは他のアイテムに比べると減りが早いアイテムでもあるので、安く済ませたいと思っている人も多いかと思います。
プチプラのアイライナーでも十分きれいな仕上がりになるのが魅力的です。
プチプラのアイライナーは、色味も豊富に揃っています。デパコスブランドの中には豊富なカラーバリエーションのアイライナーを展開しているブランドもありますが、プチプラにもさまざまなバリエーションが登場しています。
定番のブラックやブラウンだけでなく、バーガンディやグレー、ピンクやパープルなどさまざまな色味のものが安く手に入ります。ブラックやブラウンのように定番のカラーでも、ブランドによって若干のニュアンスが違っているものがほとんどです。
高いお金を出さなくても、さまざまな色合いのアイライナーが楽しめます。
プチプラのアイライナーはなくなってもすぐに手に入るというメリットもあります。アイライナーは消費が激しいアイテムである上に、メイクでは必ずといっていいほど使用頻度が高いアイテムです。
万が一突然なくなったとしても、ドラッグストアに行けばすぐに手に入れることができます。手に入りやすさもプチプラのアイライナーの魅力の1つです。
続いてはプチプラのアイライナーの選び方についてご紹介します。
まずはどんな色味にするのかを決めるようにしましょう。ほとんどのプチプラブランドで扱っている色味は、ブラックとブラウンです。しかし、ブラックとブラウンといっても、さまざまな種類があります。ブラックに近いようなダークブラウンから、かなり明るめなカラーのブラウン、赤みがかっているブラウンなど、若干のニュアンスの違いがあります。
他にも赤みが強いバーガンディやパープル、グレーなどの色味のものもあります。ブラックがもっともはっきりとした目元を作れるのに対して、カラーアイライナーは目元にニュアンスを与えることができるカラーです。目力を強く見せながら、色味を加えることでかわいらしさやかっこよさの中に抜け感がプラスされます。
まずはどんな雰囲気のメイクに仕上げたいのかを明確にさせた上で、色味を選ぶようにしましょう。
アイライナーを選ぶ時は、滲みにくさも重要になります。アイライナーはものによっては水やこすれに弱いものもあります。こういったものを選んでしまうと、時間が経つにつれてパンダ目になってしまいます。
それを防ぐためにも、できるだけ滲みにくいものを選ぶのがおすすめです。目の周りは特に涙が出やすい部分でもあるので、水に強いウォータープルーフタイプのものを選ぶのが1番安心ですよ。
特に粘膜部分に使用する場合は、落ちにくいものを選ぶのがおすすめです。
プチプラのアイライナーを選ぶ時は、落としやすさにも注目して選ぶようにしましょう。擦れや水に強いアイライナーはいくつかありますが、あまりに落ちないアイライナーの場合は、クレンジングでは落ちてくれないこともあります。
目元用の洗浄力の高いリムーバーを使わなくてはいけなくなるので、クレンジングの手間が増えてしまいます。できるだけクレンジングだけで落としたい場合は、肌にしっかり密着しながらもするんと落とせるようなタイプのものを選びましょう。
続いてはプチプラのアイライナーの使い方についてご紹介します。
アイライナーを使う前に、アイシャドウを済ませておきます。アイライナーを使う順番としては、アイシャドウの次ですが、アイライナーを引いてからビューラーをすると、こすれてラインが落ちてしまうこともあるので、先にビューラーだけを済ませておくのも良いでしょう。
アイシャドウはアイラインの上から乗せるとラインが消えてしまうので、ラインをぼかす以外の場所は先に済ませておくのがおすすめです。
アイラインを引く時は、先に粘膜部分から埋めるのがおすすめです。目を下から覗き込み、粘膜の部分を埋めるようにアイライナーを使っていきます。できるだけ滲みにくいようなジェルタイプのものを使うのがおすすめです。
ここがしっかり埋まっていれば、ある程度目元の印象を強くすることができるので、あまりラインを強調させたくない人は、この部分だけでもOKです。
インラインを引いたら、次にアウトラインを引いていきます。アウトラインはより目元を強調するために描きます。あまりに太くなりすぎると、逆に目が小さく見えてしまうことがあるので、できるだけ細くナチュラルに引くのがおすすめです。
アウトラインを引く時に使用するアイライナーは、リキッドがおすすめです。細く引くことによって、ナチュラルに目を大きく見せることができますよ。自分の好みの目の形になるようにラインを引いていきましょう。
ここからはおすすめのプチプラアイライナーをご紹介します。
CANMAKEのクリーミータッチライナーはくっきりと濃密な発色が叶うジェルライナーです。1.5mmの極細芯でまつげの隙間も簡単に埋められます。1度乾いて密着すればとにかく落ちにくいウォータープルーフタイプのアイライナーです。
mshのラブ・ライナーリキッドアイライナーR3は、瞳の色から導き出した絶妙カラーが特徴的なライナーです。独自の繊密筆と密着液で、驚くほど滑らかに描けます。アルミボトルの重みが手ブレを防ぐので、安定した状態でラインが引けます。
dejavuのラスティンファインEクリームペンシルは、肌あたりの滑らかな芯を採用したクリームペンシルです。皮脂や涙、こすれに強く1日中きれいなラインが続きます。細くも太くも描ける楕円型芯で、自由自在にラインが描けます。
INTEGRATEのスナイプジェルライナーはくっきりとした印象的な目もとに仕上げるジェルライナーです。肌に触れた瞬間とろけるリキッドジェルで、思い通りのラインが描けます。汗・皮脂・水に強いウォータープルーフタイプです。
MAJOLICAMAJORCAのジェルリキッドライナーは、濃密に発色するリキッドアイライナーです。目尻の繊細なラインも夜までしっかり密着します。汗・水・涙に強いウォータープルーフタイプです。
プチプラのアイライナーについてご紹介しました。プチプラ価格で手に入るものでも、十分高品質で落ちにくいアイライナーがたくさんあります。ぜひ自分にぴったりなプチプラアイライナーを見つけてみてくださいね。