BEAUTY
By 深井麻実
毎日のメイクに欠かせないファンデーション。どうせならコスパの良いプチプラタイプを使いたいもの。そこで今回は、プチプラファンデーションの選び方や人気の優秀アイテムをご紹介します。
【目次】
プチプラのファンデーションといえば「カバー力が心配」「肌に良くないのでは?」などネガティブなイメージをお持ちの方も。
しかし、最近のプチプラコスメの実力はかなりのもの。競争が激しいコスメ業界で生き残るために、各ブランドがかなりクオリティーの高いプチプラファンデーションを売り出しています。
もちろん種類も豊富で、絶対に崩れない!肌に優しい!など、機能性に特化したものもあり。デパコスにも負けない優秀なファンデーションも見つかります。
経済的負担が少ないので、10代や20代の若い世代でも様々なメイクを楽しむことが可能に!
高価なファンデーションを購入して後悔した経験がある方は、ぜひ肌に合うプチプラファンデーションを試してみてはいかがでしょうか。
プチプラファンデーションとデパコスの一番の違いは、価格です。
プチプラの場合は、ほとんどが1,000円前後で、高くても2,000円程度の低価格。それに対してデパコスの場合は、5,000円くらいが相場で、中には10,000円以上するものも。
ファンデーションは毎日使うメイクアイテムなので、できればコストを抑えたいところ。デイリーメイクには気兼ねなく使えるプチプラファンデーションが便利です。
また、ドラッグストアで購入できたり、新しい商品を試すことができる手軽さも大きな違い。
必要な時にすぐに購入できたり、自分の肌に合うものを探している方にとっても役立ちます。
ただし、デパコスは販売員さんに肌に合うものを選んでもらったり、機能や成分についての質問ができるのが特徴。
中には、プチプラ商品では配合されていないような高保湿成分や、その配合率が高い物なども。ファンデーションでありながら、スキンケアも兼ねているアイテムも見つけやすいです。
プチプラのファンデーションには、様々な種類があります。
テクスチャーの違いでカバー力や仕上がりにも差が出るので、自分の肌質に合うものを使う必要あり。
購入する前に、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
粉状のファンデーションで、パフやブラシで肌にのせます。
マットな仕上がりになるので、テカりが気になる方におすすめ。ただし、他タイプに比べるとカバー力は少々劣ります。
特にプチプラの場合はカバー力が心配なので、口コミなどを参考にしましょう。
パウダーに水と油を混ぜてリキッド状にしたファンデーション。油分が多いためのびが良く、肌なじみも良いのでナチュラルメイクに役立ちます。
カバー力が高く、パウダーファンデーションの下地としても優秀。
ただし、テカりが気になる方は、成分をチェックしてから購入しましょう。
リキッドタイプよりも水分が多く、濃厚なテクスチャーが特徴。キープ力に優れていて、朝メイクしたままの状態が長持ちします。
水分が多く保湿効果が高いので、乾燥肌の方におすすめ。
ただし、肌への密着力も高く、長時間つけたままだと負担がかかることも。肌に優しい成分が配合されているかどうかを確認しましょう。
リキッドがクッションに染み込ませてある、新しいタイプのファンデーション。リキッドとパウダーの良いところを組み合わせているので、使いやすさとカバー力を両立。
パフが付属している商品が多く、ポンポンと叩いて肌にのせるだけなので手が汚れません。
艶感があるタイプとマット感があるタイプがあるので、好みの仕上がりで選ぶのがポイントです。
プチプラだからといって、安易に選んでしまうと失敗することも。肌に合うファンデーションを選ぶためのポイントを押さえておきましょう。
ファンデーションが肌に合わないと、メイクのノリが悪くなったり肌荒れにつながることもあります。肌タイプに合うものを選ぶようにしましょう。
■乾燥肌
乾燥肌の方は、保湿力に優れたリキッドやクリームタイプが○。保湿成分が配合されていれば、メイクをしながら肌ケアをしてくれます。
■脂性肌
脂性肌の方は、パウダータイプでテカりを抑えると仕上がりがきれいに。リキッドタイプはテカりやすいので、避けた方が良いでしょう。
■混合肌
Tゾーンはテカり、頬や顎は乾燥が気になる混合肌の方は、ダブル使いがおすすめ。全体にリキッドタイプを塗って、テカりが気になる部分にパウダータイプを重ねましょう。
■普通肌
特に肌トラブルがない普通肌の方は、基本的にどのタイプでもOK。ただし、パウダータイプを使う場合は、保湿ケアを忘れないようにしましょう。
■ニキビ肌
バリア機能が低下しているニキビ肌には、肌への負担が少ないものを。石鹸でオフできるタイプやオーガニック系なら安心でしょう。
できる限り肌への負担を少なくするためには、高保湿成分や有効美容成分が含まれているファンデーションを使いたいもの。
プチプラのファンデーションにも優秀な成分が含まれているものが沢山ありますが、特に以下の成分に注目。
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・アミノ酸
・ローヤルゼリー
・ホホバオイル
また、肌の大敵である紫外線をカットするためにも、日焼け止め成分はマストです。
プチプラとはいえ、せっかく購入したのに仕上がりが気に入らなければ意味がありません。
例えば、メイクのノリが悪かったり、カバー力が低かったり。また、艶肌になりたいのにマットタイプを購入すると、理想の仕上がりが叶わず結局使わずじまいになってしまいます。
プチプラファンデーションの場合は、ドラッグストアなどでテスターが置いてある場合も。実際に肌に塗って確かめてみるのがおすすめです。
ネットで購入する場合は、レビューや口コミを参考にすると良いでしょう。
肌にぴったりなプチプラファンデーションを見つけたら、早速正しい塗り方をマスターしましょう。
■手で塗る
リキッドタイプやクリームタイプは、パパッと手で塗ることで時短に。忙しい朝には便利です。
1.少量のファンデーションを手の甲に出して、指で額、頬、鼻先、顎にチョンと乗せます。
2.指の腹で優しく叩きながら広げて、肌になじませます。
3.最後に小鼻や目のキワなどにのばして、塗り残しがないように。一度に沢山つけるとヨレやすいので気をつけましょう。
■スポンジで塗る
ほとんどのタイプに共通して使えるのがスポンジ。ファンデーションを均等に伸ばすことができるので、仕上がりがきれいになります。
1.リキッドやクリームの場合は、手の甲に出してから少量をスポンジに含ませます。パウダーの場合は、スポンジにつけて、手の甲で軽くオフしてから使います。
2.まず両頬にのせて、肌になじませるように軽く叩きながらのばします。同じように、額、鼻先、顎にものばしましょう。
3.スポンジに余っているファンデーションで小鼻や目のキワなどを軽く押さえます。
4.最後にファンデーションをつけていない面で顔全体を軽く押さえ、余分なファンデーションをオフします。
■ブラシで塗る
ブラシを使えば、肌の凹凸にもしっかりとファンデーションがイン。パウダーだけでなく、リキッドやクリームなどもブラシで塗ることでツヤ肌に仕上がります。
1.まずはファンデーションを手の甲に出して、ブラシにつけます。
2.両頬の鼻側からフェイスラインに向かって、ブラシをスーッと動かします。
3.同じように額につけて、眉毛の方から生え際に向かってブラシを動かします。
4.ブラシに余ったファンデーションで、小鼻の周りや目元に丁寧につけます。
プチプラファンデーションは、デパコスほどカラーの種類が豊富ではないケースが多く、購入してから思うような仕上がりにならないと気づくことも。
メイク上級者の場合は、パッと見ただけで肌にのせるとどんな色になるのかわかりますが、初心者にはなかなか難しいです。
まずはデパコスのカウンターでカウンセリングを受けて、自分に合うカラーを購入してみるのもおすすめ。
自分でカラーを選ぶことができるようになれば、どんなプチプラファンデーションでも使いこなせるでしょう。
プチプラコスメの老舗「CHIFURE(ちふれ)」は、10代から30代、40代まで幅広い世代に人気のブランド。安いうえに質の良い商品が揃っています。
こちらのリキッドファンデーションは、下地もパウダーも必要なし。リキッドでありながら、パウダータイプのようなナチュラルな仕上がりになるのが特徴。
肌なじみがよく、汗や皮脂に強いのでメイク崩れの心配もなし。UVカット効果や保湿効果もあり、肌へのダメージも少なく済みます。
日本でも大人気の韓国コスメブランド「MISSHA(ミシャ)」。最新コスメが揃ってますが、どれも購入しやすい価格帯です。
こちらのクッションファンデは、下地、日焼け止め、保湿美容液、ファンデーションの4役をこなすオールインワンコスメ。
微粒子のパウダーが、しっかり毛穴カバー。ひと塗りするだけで、韓国女性のような艶肌になれるとランキングでも常連です。
肌がワントーンアップして表情まで明るくなるパウダーファンデーション。ベタつきが気になる方や、汗をかく季節におすすめです。
天然ミネラル成分が、肌の油分と水分のバランスを調整。ミントが配合されていることで、使用感が爽やかなのも人気の理由です。
皮脂吸着パウダーが、余分な皮脂を取り除いてサラサラの肌に。なんと1,000円以下のプチプラ商品ですが、思わず触れたくなるようなふんわり肌へと導いてくれます。
プチプラファンデーションだからといって侮るべからず!おすすめした使い方やアイテムを、ぜひ日々のメイクに役立ててください。