BEAUTY
By 深井麻実
日本ではおなじみのメイクアイテムになっているアイプチ。韓国風メイクをする時にも役立つアイテムです。韓国には日本のようにアイプチはあるのでしょうか?今回はそんな韓国のアイプチ事情についてご紹介します。
【目次】
まずは韓国式アイプチや韓国のアイプチ事情についてご紹介します。
韓国で使われているアイプチは、皮膜タイプのものが多いです。日本にも皮膜タイプのアイプチはありますが、主流として使われてきたものはほとんどが接着タイプです。のりを付けてまぶたを折りたたむことにより、二重を作る方法になります。
それに対して皮膜タイプのアイプチは、膜を作ることでまぶたを持ち上げて二重にします。韓国で人気のアイプチはこの皮膜タイプのものが主流となっています。
韓国で人気の高いアイプチは、日本でも手に入れることができます。最近ではさまざまなバラエティショップで取り扱っているようなところもあります。また、韓国からの直輸入ができるようなサイトもたくさんあるので、手に入れたいと思うのであれば、気軽に手に入るような環境になりました。
ただし、韓国でのアイプチよりも、日本のアイプチの方が種類が多いのは確かです。確かに韓国で人気のあるものもありますが、そこまで韓国式にこだわる必要はありませんよ。
韓国で人気のアイプチが気になっている人もいるかと思いますが、実は韓国人のメイクでは、アイプチをあまり使わない人がほとんどです。自分が持っているそのままの目元を活かしたメイクを楽しんでいる人が多くなっています。
反対に日本人は目が大きく二重であることがかわいいと思う風潮が多いため、アイプチを使って二重にすることが多いです。韓国のアイプチを使いたいと思っている人もいるかもしれませんが、アイプチ自体は日本のものの方が多いので、無理に韓国から取り寄せる必要はありませんよ。
ここからは、韓国風アイメイクをする時のアイプチのポイントについてご紹介します。
韓国風のアイメイクの中では、無理に広げすぎるのはあまりよくありません。韓国風アイメイクでは、日本人が好むような広い二重幅ばかりではなく、奥二重の人もいます。
1番大切なことは、自分の目の形に合った広げ方をすることです。あまりにも広げすぎてしまうと不自然になってしまうので、自分の広げやすい幅に留めることが大切です。
韓国風アイメイクをする時のアイプチは、できるだけ目立たないようにするのがおすすめです。韓国風アイメイクをする時は、アイシャドウをしっかり使ったメイクも多いため、ものによっては目立ちやすくなることもあります。
できるだけメイクに影響がないタイプのものを選び、アイプチをしていることがばれないようなアイテム選びが大切ですよ。
韓国風メイクでアイプチを使う時は、取れにくいものを使うのも大切です。アイプチにもさまざまなタイプのものがありますが、すぐに剥がれてしまうものを使ってしまうと、いつの間にか剥がれてしまいアイプチの意味がなくなってしまいます。
アイプチが取れかけている状態の目元は、汚く見えてしまうこともあるので注意が必要です。アイプチをした後にメイクを始めると、アイプチで広げた状態の目元を基準にメイクをしているので、剥がれるとメイク全体のバランスも崩れてしまいます。
韓国風のかわいい目元を維持するためにも、できるだけ取れにくいものを選ぶようにしましょう。
ここからは韓国風アイメイクを作る時の、アイプチの選び方についてご紹介します。
まずは皮膜タイプのものにするか、接着タイプのものにするかを決めるようにしましょう。皮膜タイプは専用の液をまぶたに乗せて、乾かすだけで簡単に二重を作ることができるものです。
反対に接着タイプはまぶたを折りたたんで接着させるタイプです。それぞれどちらが自分の目に合っているかは、それぞれの目の形によって違いがあります。どちらにも良い部分がそれぞれあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
韓国風アイメイクをする時は、取れにくいタイプのアイプチを選ぶのがおすすめです。アイプチにもさまざまな商品がありますが、中にはすぐに剥がれてきてしまうようなものもあります。
絶対に取りたくない、1日中二重をキープしたいという場合は、できるだけウォータープルーフタイプのものを選ぶのがおすすめです。また、こすれに強いタイプのアイプチを選ぶことで、キープしやすくなります。
アイプチを選ぶ時は、自分の目に使ってもしっかり二重をキープできるものを選ぶ必要があります。その中でも特に気を付けた方がいいのは、特にまぶたが重いと言われている一重さんです。一重の場合皮膜タイプだとまぶたを持ち上げきれないようなこともあります。
接着力の強さや硬さにより、きれいな二重を作れないこともあるので、自分の目でも使えるかどうか、購入前にリサーチするのをおすすめします。
韓国風アイメイクをする時のアイプチは、できるだけ扱いやすいものを使うようにしましょう。毎日化粧をする人にとっては、できるだけ簡単に早く使えるようなアイプチを使った方が負担になりません。
化粧の時間を短くしたい人は、速乾タイプのものを選ぶと良いでしょう。アイプチは乾かす時間がかかるものも多いので、その間はアイメイクができません。そのため、乾きが早いアイプチを使うのをおすすめします。
また、アイプチの強度が高すぎると、落とすのに負担がかかるものもあります。目元をこするのは目の周りの皮膚を傷める原因になるので、できるだけするっと落とせるようなものを選ぶこともおすすめですよ。
韓国風アイメイクでのアイプチのやり方についてご紹介します。
アイプチをする時は、目の周りの油分をオフした状態で行います。スキンケアなどの油分が目元に残っていると、粘着力がなくなってしまいます。アイプチをする前に、必ず綿棒やティシュを使って落とすようにしましょう。
アイプチをするタイミングは、人それぞれ好みがあると思いますが、メイク前に使うのがおすすめです。その方が取れにくくなるからです。目に何も乗っていない状態で使うようにしましょう。
次にアイプチを塗ってクセを付けていきます。アイプチは皮膜タイプと接着タイプで、乗せる位置が変わってきます。皮膜タイプの場合は、目のキワから二重にしたいラインにかけてアイプチを乗せていきます。
接着タイプの場合は、二重にしたい部分に広めに塗り広げていきます。アイプチを塗ったら、しっかり乾かしていくことが大切です。目を開け切らないようにしながら、しっかり乾かしていきましょう。
しっかり乾いたら、目を開けます。接着タイプの場合はプッシャーを使って、好みの二重幅に仕上げていきます。
好みの二重ができたら、メイクをしていきます。韓国風のアイメイクではしっかりアイシャドウを乗せるので、取れないようにメイクをするのがポイントです。アイプチを塗っている部分に化粧をする時は、できるだけ力を入れずにふんわりと乗せるようにしましょう。
ばれやすいと感じる場合は、ブラウン系のアイシャドウを重ねることで、目立ちにくくなることがあるのでおすすめです。
ここからは韓国風メイクにおすすめなアイプチをご紹介します。
コージー本舗のアイトークスーパーホールドは、粘着性にすぐれたウォータープルーフ処方のアイプチです。専用のプッシャーで押さえるだけで、簡単に美しいまぶたが作れます。自然な仕上がりで目立ちにくく、違和感のない仕上がりになります。
ローヤルプチアイムSプラス(スーパーハード)は、貼り付けずに二重を作るアイプチです。優れた速乾性と高い引き締め力で、つけたての仕上がりを長時間キープします。デリケートなまぶたをいたわりながら、二重メイクが楽しめます。
アチーブのルドゥーブルは皮膜タイプのアイプチです。まぶたに優しく自然な二重を一日中強力キープします。潤い成分にコラーゲンを配合しています。透明になるので、バレにくくメイクの上からでもきれいな状態をキープします。
mezaikのDouble glue 接着タイプは、優しい合成のりをベースにしたノンラテックス処方のアイプチです。乾くと透明になり、濡れても白くなりません。日常使いに便利なウォータープルーフタイプです。
アストレア ヴィルゴのアイビューティーフィクサーWPは汗や水に強いウォータープルーフタイプのアイプチです。接着後に上からアイメイクも可能です。保湿成分配合で目元を労わりながら使えます。
韓国のアイプチについてご紹介しました。韓国ではあまりアイプチを使う文化はありませんが、韓国風メイクをする時にはとても便利です。いろいろなタイプのアイプチがあるので、自分の目に合ったものを選ぶようにすることが大切です。ぜひ自分にぴったりなものを見つけて、二重がかわいい韓国メイクを楽しんでくださいね。