BEAUTY
By 深井麻実
魅力的な唇を演出するマットリップ。様々なカラーで違った表情を楽しみたいならプチプラのマットリップが便利!今回は、マットリップの選び方や乾燥しない塗り方など、おすすめアイテムと共にご紹介します。
【目次】
マットリップは、発色が良くカラーがはっきり出るリップ。カジュアルなシャイニーリップとは対照的に、きちんと感が出るのが特徴です。
マットリップには大きく分けて3種類の質感あり。それぞれで仕上がりの印象も違うので、なりたいイメージやシーンによって使い分けるのがおすすめです。
■クリーミーマットリップ
基本のマットリップで、のびが良くつけた瞬間に思い通りのカラーに。
発色が良く唇の色をフルカバーすることが可能なので、もとの唇の色が濃い方にもおすすめです。
■セミマットリップ
ほんのり艶感があるマットリップ。肌と一体化するので、使ったことがないようなカラーでも挑戦しやすいのが特徴です。
のびが良く、発色もしっかりしているので唇の色をカバーする効果も。もとの唇の色が濃い方におすすめです。
■パウダリーマットリップ
上からパウダーを重ねたような質感に仕上がるマットリップ。立体感があり、唇がふっくらと柔らかく見える効果あり。
今までにないような質感なので、ここ何年かのトレンドコスメとして注目されています。
マットリップといえば「M・A・C(マック)」や「NARS(ナーズ)」といったデパコスが有名。しかし、最近ではプチプラコスメにも優秀なマットリップが沢山あります。
マットリップは、どちらかといえば主張が強く目立ちやすいので、購入後に似合わないことに気づいて後悔することも。
そんな時は、デパコスだとショックが大きいですが、プチプラの場合は気軽に購入できるのがメリット。
プチプラのマットリップは、2,000円以下のものがほとんどです。買ってみて自分にぴったりの場合は、同じようなカラーをデパコスで探す方法もあり。
また、最近のプチプラマットリップは、機能性に優れたものも多数!もうデパコスは必要ないという方も増えています。
プチプラのマットリップとはいえ、やはり失敗は避けたいもの。
質感やカラー、機能性、塗りやすさなど、様々なポイントから自分に合うものを選びましょう。
マットリップを選ぶ時は、パーソナルカラーに合うものを選ぶのが正解。パッケージや広告のカラーよりも、肌タイプに合うものを選んだ方が失敗する確率は減ります。
ブルベの方は、青みがかったピンクやこっくりした赤、ビビッドカラーがおすすめ。寒色系がよく似合います。
イエベの方は、オレンジ系やベージュ系など、淡いカラーがおすすめ。暖色系のカラーとの相性良し。
パーソナルカラーがわからない場合は、髪の毛や瞳の色で判断する方法も。暗いカラーであればブルベ系、明るいカラーであればイエベ系と言えます。
ふっくらした唇を演出してくれるマットリップですが、水分量が少ないという特徴あり。乾燥したり、荒れたりしないように、保湿成分が含まれているものを選ぶ必要があります。
唇が乾燥すると、皮がめくれてガサガサになるなど見た目的なデメリットに。購入する時は、必ず保湿成分の有無を確認しておきましょう。
リップに含まれている主な保湿成分は「スクワラン」「ミツロウ」「ヒアルロン酸」など。
大体の商品はパッケージで確認できますが、ネット通販の場合は公式ホームページで確認できます。
また、肌が弱い方やアルコール成分に弱い方は、全ての成分をチェックした方が良いでしょう。
せっかく購入したプチプラのマットリップが、自分の求めていたイメージと違っていたら使うのが嫌になってしまうはず。
理想の仕上がりを重視するのであれば、実際に購入した人のレビューや口コミを参考にするのがおすすめ。
特にマットリップの場合は、質感に注目。艶感がなく全体的にくすんでいるというイメージが強いですが、最近ではマットリップにも様々な質感があります。
例えば、セミマットタイプは通常のマットリップよりも少々艶感があるので、雰囲気もフェミニンで親しみやすくなる効果あり。
淡い発色のクリーミーマットなら、マットリップほどかしこまった雰囲気がなく、若々しい印象を与えることができます。
コスメサイトやSNSでは、写真付きのレビューが公開されている場合も。リアルな仕上がりを確認することでイメージしやすくなります。
リップはメイクの仕上がりを左右する大切な要素なので、妥協せず自分好みのものを選ぶようにしましょう。
マットリップは発色が良く存在感がありますが、その分色落ちが目立つのが難点。何か飲んだり食べたりする度に、気になってメイク直しをしなければいけません。
そんな時におすすめなのが、ティントタイプのマットリップ。韓国が発祥のティントは、美意識の高い韓国人女性のニーズを満たす優秀コスメ。
唇を染めることで発色させるのが特徴で、通常のリップよりも色落ちしにくいというメリットがあります。
つけたての発色を長時間キープできるので、仕事はもちろん、デートシーンでも大活躍。常に血色の良い唇をキープするうえに、メイク直しの手間を省くことができるでしょう。
マットリップの唯一のデメリットが「乾燥」。お気に入りのプチプラマットリップを毎日使いたい!という方は、入念なリップケアを怠らないようにしてください。
■おすすめのリップケア
・スクラブマッサージ
唇専用のスクラブで唇をスムースに!指の腹を使って優しくマッサージして、水で洗い流すかティッシュオフするだけで唇がふっくら柔らかくなります。
・ラップパック
保湿用のリップクリームをたっぷり唇に塗って、その上からラップを貼りつけます。そのまま3分ほど放置してからラップを剥がせば、ぷるぷるの唇に。
スチーム効果がある入浴中に行うのもおすすめです。
見たままのカラーを実現する、独自の「ワックスフリージェルテクノロジー」を採用。テスターでチェックしなくても、パッケージ通りのカラーなので安心して選ぶことができます。
マットリップの割には、クリーミーな質感でつけ心地がなめらか。アプリケーターについた小さめのチップは、塗りやすいと口コミでも評判良し。
つけてからティッシュオフすれば、また違った雰囲気を楽しめるのも嬉しい点。クリーミーマンゴーとホイップバニラの魅力的な香りは、化粧品の臭いが苦手な方でも気に入るはずです。
ソフトムースが配合されて、軽やかなつけ心地を実現したセミマットリップ。ヒアルロン酸やスクワランなどの高保湿成分配合で、マットリップなのに乾燥しないのが特徴です。
オイル成分のおかげで、のびが良くひと塗りで美しい仕上がりに。先端が細くなっているチップは、輪郭や口角など細かい部分にもフィットするので初心者でも使いやすいです。
気になる縦ジワをカバーして、ふっくらしたボリューミーな唇が完成。見た目はもちろん、唇のケアもできてプチプラとくれば、試してみる価値はあるでしょう。
ネーミングの通り、今までになかったようなゴージャスな雰囲気のマットリップ。メタリックな光沢のあるカラーは、マットリップの概念を覆すような発色です。
肌の色とのコントラストが絶妙で、色白に見える効果も。ヒアルロン酸やハチミツなど、保湿成分が配合されているので乾燥の心配は無用。
重たい印象になりがちなブラウン系のマットリップも、メタリックのおかげで気軽に使うことができるのがメリット。マットリップが苦手な方にはぜひおすすめのリップです。
プチプラコスメの定番「CANMAKE(キャンメイク) 」のクレヨン型マットリップ。柔らかいテクスチャーで、唇に引っかかることなくなじみやすいので塗り心地も抜群。
描きやすいクレヨン型で、なりたいリップラインを簡単に演出。便利な繰り出し式で、削る必要もなく使いたい時にササッと使えるのが便利です。
保湿効果やUVカット効果もあるので、ケア面でも安心。唇全体に塗るのも良いですが、リップペンシルのように縁取りに使用して理想の唇の形をキープする使い方もおすすめです。
コスメ大国韓国発のマットタイプのリップティント。普段のメイクにも気軽に取り入れることができるマットリップとして、ランキングでも常に上位をキープしているトレンドリップです。
縦ジワを埋めてふんわり仕上がる「エラストマー素材」配合。元々の唇が持つナチュラルな血色感を引き出してくれるので、リップが浮いてしまうこともありません。
キュートなパッケージも、女心をくすぐるポイント。見た目も使い勝手も良いうえにプチプラで、気負いすることなくデイリーメイクに使えるマットリップです。
ワインボトル型のパッケージが、SNSでも話題のセミマットティントリップ。高級ワインの成分が配合されていることで血色感が増し、健康的な唇へと導いてくれます。
ロングラスティング処方のため、つけたての発色が長持ち。乾燥を防いで、唇に潤いを与えながら深い色合いを実現することができます。
コーラル系からレッド系まで、ワインをイメージしたカラーが特徴。高級感がある見た目のおかげで毎日のメイク時間が楽しくなるはずなので、プレゼントしても喜ばれるでしょう。
最近のプチプラマットリップは、発色も良く機能性もイチオシのアイテムが目白押し!マットリップといえばデパコス一辺倒だった方も、これを機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?