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洗濯パンとは?正しい掃除方法やお手入れが楽になる100均アイテム

洗濯機の下に設置している洗濯パンは、意外と汚れが蓄積しているものです。今回は、洗濯パンの掃除が必要なのかどうかや、掃除に必要なもの、洗濯パンや排水口の掃除方法や注意点、掃除の頻度を減らす方法などをご紹介します。

 

定期的に掃除が必要?洗濯パンとは

「洗濯パン」とは、洗濯機の下に設置している防水の受け皿のことです。洗濯機の排水口と床の排水口をつなぐ受け皿となっているのが、洗濯パンです。洗濯パンは、「防水パン」や「洗濯機パン」と呼ばれることもあります。

洗濯パンは、普段はあまり意識するものではありませんが、実は重要なアイテムです。例えば、万が一、洗濯機から水が漏れてしまった場合に、漏れた水を受け止めて、排水してくれるという役割があります。洗濯パンを使用しておけば、洗濯機から水が漏れても、床を濡らしたり、漏れた水を掃除する必要がないのがメリットです。

また、漏水したことによる床の腐食や、カビの繁殖からも守ってくれるのが洗濯パンです。

洗濯パンは、毎日生活を送っていく中で、少しずつ汚れが溜まってしまうものです。
汚れたままの洗濯パンを使用していると、不衛生ですし、せっかく洗った洗濯物をうっかり落として、汚くなってしまうこともあります。また、洗濯パンの排水トラップや、排水口も、生活をしていく上で汚れていくものです。

今回は、洗濯パンの汚れの原因や掃除の頻度をご紹介します。掃除のやり方や注意点の他、掃除の頻度を減らす方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

洗濯パンの汚れの原因や掃除の頻度

 

洗濯パンの汚れの種類や原因

洗濯パンには、さまざまな汚れが付着しています。洗濯パンの汚れは、洗濯機を設置している場所によって異なります。例えば、ゴミやホコリ、髪の毛や洗剤、柔軟剤などが、洗濯する際に洗濯パンに付きやすい汚れですね。

洗面所に洗濯機を置いている場合は、シャンプーやトリートメント、皮脂やコスメ類なども洗濯パンに付きやすいですね。

また、洗濯機の周辺は、湿度が高くなりやすいので、洗濯パンにカビが繁殖することもあります。

 

洗濯パンの掃除の頻度

洗濯パンは、重い洗濯機の下に敷かれていますので、汚れがひどくなってしまうと、洗濯機を持ち上げて掃除しなくてはいけなくなってしまいます。

洗濯機を移動させて、洗濯パンを取り外して掃除できない場合でも、こまめに掃除をしておけば、清潔な状態をキープすることができますよ。

したがって、洗濯パンは、週1回程度の頻度で簡単な掃除を行い、汚れを溜めないことが重要です。

排水口や排水トラップの掃除は、1年に1度程度の頻度で行うのがおすすめです。

 

洗濯パンの掃除の方法

洗濯パンを掃除する際に準備する道具

洗濯パンには、大きく分けると、2種類あります。

1種類目のフラットタイプの洗濯パンは、凹凸がないトレイのような洗濯パンです。
2種類目は、かさ上げタイプの洗濯パンです。かさ上げタイプは、洗濯パンの四隅が高くなっているタイプです。かさ上げタイプは、洗濯機と洗濯パンの間に隙間がありますので、掃除しやすいのがメリットです。

どちらの洗濯パンも、プラスチック製が多いため、掃除の仕方はほとんど同じです。

ただし、洗濯パンのデザインによっては、排水口が隠れていないものと、排水口が隠れているものがあります。排水口が洗濯機によって隠れてしまっている場合は、洗濯機を移動させないと排水口の掃除ができないのがデメリットです。

 

洗濯パンを掃除する際に用意するもの

■洗濯機と洗濯パンの間はモップや手作り掃除グッズで

洗濯機と洗濯パンの間は狭いものです。したがって、洗濯パンを掃除する場合は、洗濯機と洗濯パンの隙間に入れるような掃除道具があると便利ですね。例えば、「ウェーブ」のような、使い捨てできるハンディモップがおすすめの掃除道具です。使い捨てのハンディモップは、100均でも購入できますよ。

ハンディモップがない場合は、ハンガーとストッキングを使えば、オリジナルのお掃除グッズを作成できます。

作り方は簡単です。針金ハンガーのフックと、その下のバーの真ん中を持ち、上下に引っ張ります。すると、横長だった針金ハンガーが、縦長になります。ダイヤ型に変形させた針金ハンガーの先端にストッキングを被せたら、余ったストッキングを巻きつけるだけでお掃除グッズの完成です。細い針金を使ったハンガーを使用すれば、ハンディモップが入り込めないような狭い隙間にも入り込んで、ゴミを絡めとることができますよ。

伝線してしまったストッキングを使えますので、使えなくなったストッキングを再利用できるのが嬉しいですね。


■掃除機や雑巾も

その他にも、

・掃除機
・隙間に入れる掃除機用のノズル
・雑巾
・いらなくなった歯ブラシ
・浴室用の洗剤
・パイプクリーナー
・水を流す容器

などもあるといいですね。

 

洗濯パンの掃除方法

洗濯パンの掃除は、洗濯機を移動させなくてもある程度行うことができます。

洗濯パンの掃除方法は、

①最初に、安全のために洗濯機の電源コードを抜いておきましょう。


②まずは、掃除機で、ホコリや髪の毛などの大きなゴミを吸い取りましょう。
掃除機に隙間用のノズルを装着して、細かい場所のホコリや髪の毛なども吸い取りましょう。


③次に、使い捨てのハンディモップで、掃除機では吸い取れない汚れを拭き取っていきましょう。ハンガーにストッキングを巻きつけたハンガーを、洗濯機と洗濯パンの隙間に差し込んで、ゴミを絡め取ってもOKですよ。


④最後に、排水口の周りを、濡れた雑巾で水拭きをしましょう。排水部分に汚れが固まっている場合は、ぬるま湯を洗濯パンに流して、汚れを柔らかくしてから拭きとりましょう。この時、水を大量に流すと、汚れがあふれ出てしまったり、洗濯パンに広がりますので注意しましょう。

 

洗濯パンの排水口や排水トラップ部分の掃除方法

洗濯パンを掃除する際には、排水口や排水トラップ部分の掃除も行うのがおすすめです。排水口や排水トラップが汚れていると、水が逆流してしまったり、ニオイが発生する可能性があります。洗濯パンの排水口や排水トラップ部分の掃除方法は、


①最初に、安全のために洗濯機の電源コードを抜いておきましょう。


②排水口から、洗濯機のホースや排水トラップなどのパーツを全て外しましょう。


③排水口や排水トラップに溜まっている汚れを歯ブラシなどで取りのぞきましょう。


④浴室用の洗剤を使って、汚れやぬめりを落としましょう。

排水口が詰まっている場合は、パイプユニッシュのような排水口用のクリーナーを使用しましょう。ただし、塩素系のクリーナーは、他の洗剤と混ぜると、有毒なガスを発生させますので、洗剤を洗い流してから使用しましょう。また、パイプクリーナーを使用する場合は、必ず換気を行いましょう。また、パイプクリーナーを使用した後は、排水口に十分に水を流し入れ、しっかりすすぎを行いましょう。


⑤排水口や排水トラップがきれいになったら、②で取り外したパーツを全て元に戻しましょう。


⑥コップ1杯分程度の水を加えてから、洗濯機のホースをつなげましょう。水を加えることで、排水管から嫌なニオイが上がってくるのを防ぐことができます。

 

洗濯パンを掃除する際の注意点

洗濯パンを掃除する際には、注意したいことがあります。

 

汚れてもいい服装でケガには注意する

洗濯パンの掃除をする際には、ゴミを吸い込まないようにマスクを装着し、汚れてもいい服装で行いましょう。

また、汚れが付着したり、ケガを予防するために、ゴム手袋も装着するようにしたいですね。

 

洗濯パンの汚れがひどい場合は

簡単な掃除では汚れが取れず、洗濯パンが汚い場合は、洗濯機を動かし、洗濯パンを掃除する必要があります。

洗濯機を動かす場合は、排水ホースを外さなければならないので、取り扱いには注意が必要です。

洗濯機を移動させる場合は、まずは洗濯機の水を抜きます。次に、蛇口を締めて水が漏れださないようにして、電源コードやアース線も抜いておきましょう。そして、給水ホースを外しましょう。

洗濯機を移動させた後は、先ほどご紹介した掃除方法と同じように、洗濯パンのお手入れをすればOKです。

 

自分で掃除できない場合は業者に依頼するのもおすすめ

そして、洗濯パンの掃除ができない場合は、業者に依頼するのもおすすめです。

洗濯パンの掃除は、洗濯機のクリーニングの作業内容に組み込まれていたり、オプションとして追加することができます。洗濯機のクリーニング費用の相場は、10,000円前後です。オプションとして洗濯パンの依頼をする場合は、2,000円前後の費用がかかります。

洗濯パンの掃除のみを業者に依頼する場合は、6,000円前後の清掃費用が相場となっています。

 

洗濯パンの掃除の頻度を減らす方法や掃除を楽にする方法

 

洗濯パンカバーを使う

手軽にできて洗濯パンの掃除頻度が減らせるのが、洗濯パン専用のカバーを使うという方法です。

洗濯パン専用のカバーは、色々なメーカーから販売されています。洗濯パンの上から、カバーを被せるだけで取りつけることができるので、手間もかかりませんよ。洗濯パンカバーが汚れてきたら、カバーを取り外して、拭き掃除や水洗いをすればOKです。

また、洗剤などを収納できるようなラックタイプの洗濯パンカバーもありますよ。

さらに、洗濯パンカバーは、100均で販売されているアイテムを利用してDIYしている方も多いですよ。クッションフロアやカラーボード、発泡スチロール素材のボードなどをカットし、L字型にして、洗濯パンの上に被せるだけです。

 

洗濯パンをかさ上げする

そして、現在フラットタイプの洗濯パンを使用している方は、かさ上げタイプの洗濯パンに交換するのも一つの方法です。

かさ上げタイプの洗濯パンに交換する費用は、業者や洗濯パンのサイズや種類によっても異なります。一般的には、40,000円~60,000円程度の交換費用が相場となっています。

ただし、「ふんばるマン」のような、かさ上げ用の台座(イージースタンド)を使用すると、リーズナブルにかさ上げすることができます。洗濯パンの四隅に台座を置き、その上に洗濯機を設置する方法です。かさ上げ用の台座は、1,500円~7,000円程度で購入できますよ。


洗濯パンは、意外と汚れが溜まりやすいので、汚れが固まる前にこまめに掃除をするのがおすすめです。洗濯機をかさ上げすることで、洗濯パンの掃除がしやすくなりますよ。洗濯パンカバーを使用することも、洗濯パン本体の掃除頻度を減らすことができますので、おすすめです。