BEAUTY
By 深井麻実
しっとりとしたツヤのある肌を作ってくれるとして人気を集めているのが、クリームファンデーションです。今回は、クリームファンデーションの特徴やメリットやデメリット、使い方やおすすめクリームファンデーションをご紹介します。
【目次】
お肌の印象を大きく左右するファンデーション選びは、意外に難しく、奥が深いですよね。
ファンデーションといえば、ツヤのある液体のリキッドファンデーションや、粉状のパウダーファンデーションが定番です。しかし、ファンデーションには、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションの他にも、色々な種類があります。例えば、近年知名度が上昇しているクッションファンデーションや、お肌にやさしいミネラルファンデーション、ふんわりとした付け心地のルースファンデーションなどがあります。そして、肌馴染みが良く、乾燥しにくいファンデーションとして人気を集めているのが「クリームファンデーション」です。
クリームファンデーションとは、名前の通り、こっくりとしたクリームのようなテクスチャーが特徴のファンデーションです。クリームファンデーションは、水分が少なく、油分が多いので、クリーミーな質感になっています。
今回は、クリームファンデーションのメリットやデメリットをご紹介します。クリームファンデーションの選び方や使い方、注意点の他、プチプラやデパコスのおすすめのクリームファンデーションをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クリームファンデーションには、色々なメリットがあります。
■カバー力がある
クリームファンデーションは、とろけるクリーミーなファンデーションを肌に塗るので、ファンデーションが肌にぴたっと密着するのが魅力です。
クリームファンデーションは、色ムラや赤み、シミなどを隠してくれるだけではありません。毛穴やニキビ、ニキビ跡やシワなど、お肌の凸凹にもしっかり入り込んで、気になる部分をしっかりカバーしてくれるのが、クリームファンデーションの魅力です。
■うるおいのあるツヤ肌に仕上がる
クリーミーなテクスチャーのクリームファンデーションは、お肌に塗ると、うるおいのあるツヤ肌に仕上がるのが魅力です。
■お肌が乾燥しにくい
また、クリームファンデーションは、油分が多いため、お肌に塗ると、お肌に蓋をしてくれるため、乾燥しにくいというメリットもあります。
しかし、クリームファンデーションには、デメリットもあります。
■厚塗り感が出たり、浮いてしまうことがある
例えば、カバー力のあるクリームファンデーションは、塗りすぎてしまうと、浮いてしまったり、厚塗り感が出てしまうのがデメリットではあります。
■肌トラブルの原因になる方も
また、保湿力が高く、油分が多いクリームファンデーションは、その分、お肌に負担がかかることがあります。特に、オイリー肌の方や、肌に炎症が起きている方は、肌トラブルの原因になることがあるのも、クリームファンデーションのデメリットです。
■メイク崩れに注意
その他にも、クリームファンデーションは、油分を多く含んでいますので、人によってはメイクが崩れやすいと感じるケースもあります。特に、汗をたくさんかく夏は、クリームファンデーションが崩れやすい季節です。
ご紹介したように、クリームファンデーションは、油分が多いので、普通肌~乾燥肌の方におすすめです。
また、お肌が乾燥しやすい秋や冬にも、クリームファンデーションを使うのはいいですね。
その他にも、クリームファンデーションは、カバー力がありますので、お肌のお悩みをしっかり隠したい方にもおすすめですよ。
クリームファンデーションは、さまざまなブランドから販売されています。したがって、自分の肌や目的に合ったクリームファンデーションを選びたいですね。
クリームファンデーションを選ぶ際には、自分の肌の色に合ったものを選びたいですね。
また、クリームファンデーション毎に、カバー力も異なりますので、自分の理想の肌に仕上げてくれるものを選びたいですね。一般的には、ポンプタイプのクリームファンデーションよりも、ボトルやチューブタイプのクリームファンデーションの方がテクスチャーが固く、カバー力もある傾向があります。
そして、クリームファンデーションを塗った際の、お肌の仕上がりも、購入前にチェックしておきたいですね。同じツヤ感のあるクリームファンデーションでも、保湿成分や油分によるツヤ感と、パールによるツヤ感では、お肌の印象は異なります。
その他にも、「SPF」や「PA」のような紫外線対策効果もチェックしておきたいですね。
そして、クリームファンデーションは、プチプラからデパコスまで、幅広い価格で販売されています。自分が購入しやすい値段のクリームファンデーションを選ぶことも大切ですね。
さらに、崩れにくさやヨレにくさも、ファンデーションを選ぶ際には重要なポイントです。サンプルを試したり、口コミをチェックしましょう。
また、お肌がデリケートな方は、クリームファンデーションの成分にも注目したいですね。
クリームファンデーションは、スポンジやブラシを使って塗っていきましょう。ブラシは、肌の凹凸があるような所や、細かい場所まで、しっかりムラなくファンデーションを伸ばすことができますよ。スポンジを使えば、ファンデーションを肌にしっかり密着させることができます。
クリームファンデーションの使い方は、
①まずは、メイクの前に化粧水や美容液、乳液などを塗って、スキンケアを行いましょう。
②次に、化粧下地を塗りましょう。コントロールカラーを使用する場合は、ここでコントロールカラーも塗りましょう。
③いよいよ、クリームファンデーションを塗ります。ポンプタイプやチューブタイプのクリームファンデーションは、一度手の甲にクリームファンデーションを出してから、クリームファンデーションをブラシに付け、肌に乗せていきます。ボトルタイプのクリームファンデーションは、ブラシやスポンジを直接ファンデーションに付けて取り、肌に乗せていきましょう。
クリームファンデーションは、頬から顔全体に薄く広げていくように塗りましょう。額は、眉間から外側に向かって伸ばしていきます。小鼻や目元、口の周りなどにもしっかりファンデーションを塗りましょう。
④コンシーラーを使用する場合は、ここでコンシーラーを塗りましょう。
⑤フェイスパウダーを塗りましょう。
⑥お好みに合わせてチークやハイライト、シェーディングを塗りましょう。
などのように行いましょう。
クリームファンデーションを使う際には、注意したいことがあります。
例えば、クリームファンデーションは、付けすぎると厚塗り感が出てしまったり、メイク崩れしやすくなりますので注意したいですね。クリームファンデーションを取ったら、ブラシを動かして手の甲で馴染ませてから肌に乗せると、付けすぎることがないですね。
また、クリームファンデーションは、あえて顔全体に塗らないという方法もあります。顔に均一にファンデーションを塗らないことで、厚塗り感が出るのを予防できるだけでなく、顔の立体感をアップさせることができます。
頬や額、鼻やおでこ、口周辺など、お肌の気になる部分に重点を置いてクリームファンデーションを塗ります。フェイスラインは、顔の中心に乗せたクリームファンデーションを薄く伸ばすだけでもOKですよ。
クリームファンデーションは、プチプラからデパコスまで、さまざまな価格のものが販売されていますので、どれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。口コミ人気の高い、おすすめのクリームファンデーションをご紹介します。
最初にご紹介するおすすめのクリームファンデーションは、LUNASOL(ルナソル)の「グロウイングシームレスバーム」です。
3種類のオイルバームを使ったファンデーションは、しっとりとしたツヤ感のある美肌を演出してくれるアイテムです。
SPF15、PA++で、全6色展開となっています。
SUQQU(スック)の「ザ クリーム ファンデーション」も、デパコスのクリームファンデーションとして高い評価を得ているアイテムです。
元々は、1万円札に福沢諭吉の肖像画が描かれていたことから、1万円の「諭吉ファンデ」として人気を集めていた「エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション」がリニューアルしたアイテムです。
伸びがよく、少量でも自然にお肌の気になる部分をカバーしてくれます。
13種類の美容保湿エキスが配合されているので、乾燥しにくいのに崩れにくい、という優秀ファンデーションです。
全12色展開で、カラーによって異なりますが、紫外線対策もできますよ。
薄付きで透明感のあるうるおい肌に仕上げてくれるのが、RMKの「ジェルクリーミィファンデーション」です。
こちらは、クリームファンデーションにジェルがミックスされたアイテムです。
お肌にスッと馴染んで、しっかり密着し、毛穴や赤みなどを簡単に隠して美しいつやめき肌に見せてくれますよ。
SPF24、PA++で、全7色展開となっています。
ドラッグストアでも購入できるお手頃価格のクリームファンデーションの中でも、特に優秀だと口コミ人気が高いのが、エリクシール シュペリエルの「つや玉ファンデーション」
です。
厚塗り感がなく、さらっとした塗り心地のファンデーションですが、乾燥しにくいのが魅力です。
素肌のようなナチュラルな光沢のある肌に仕上がるクリームファンデーションです。
SPF28、PA+++で、全6色展開となっています。
INTEGRATE GRACY(インテグレート グレイシィ)の「モイストクリーム ファンデーション」も、プチプラのクリームファンデーションとしておすすめしたいアイテムです。
滑らかな塗り心地で、リーズナブルな価格でありながらカバー力もあると定評があるクリームファンデーションです。
SPF22、PA++で、全4色展開となっています。
プチプラのクリームファンデーションとしておすすめランキング入りすることが多いのが、CEZANNE(セザンヌ)の「クリーミィファンデーション」です。
1,000円以下で買えるお得なプライスでありながら、しっとりとした肌を作ってくれるクリームファンデーションです。
美容オイルが配合されているのが嬉しいですね。
SPF29、PA+++ですので、紫外線対策もでき、コンパクトなので持ち歩きやすいというメリットもありますよ。
全3色展開となっています。
肌トラブルのケアアイテムとして人気を集めている「シカクリーム」が人気を集めているのが、韓国のコスメブランドVT Cosmetics(ブイティ コスメティックス)です。
そんなVT Cosmeticsの「VT プログロスコラーゲンパクト」は、マーブル模様が特徴のクリームファンデーションです。
お肌をいたわる成分が詰まったファンデーションは、ヘルシーでクリアな肌に仕上がると評価が高いアイテムです。
SPF50+、PA++++なので、しっかりUV対策もできますよ。
韓国の有名メイクアップアーティストが手がけたコスメブランド、JUNG SAEM MOOL(ジョンセンムル)のクリームファンデーションも、ぜひチェックしておきたいアイテムです。
「エッセンシャル スターシーラー ファンデーション」は、クリームファンデーションとコンシーラーがセットになったコンパクトです。
色ムラや凹凸などのお肌のお悩みをカバーして、洗練されたお肌を作れるファンデーションで、キープ力も抜群です。
SPF30、PA++となっています。
保湿力やカバー力に優れたクリームファンデーションは、お肌の悩みをきちんと隠したい方や、乾燥肌の方におすすめです。ただし、クリームファンデーションは、塗りすぎてしまうと、厚塗り感が出たり、メイク崩れしやすくなりますので注意したいですね。