BEAUTY
By 深井麻実
寝坊して遅刻しそうな日や家事や子育てで時間に追われる朝は、メイク時間をできる限り時短で済ませたいですよね。そこで今回は、時間のかかるベースメイクを時短で済ませるやり方をご紹介。おすすめのベースメイクアイテムや選び方もご紹介します。
【目次】
寝坊して遅刻しそうな朝は、メイクにかける時間をできる限り時短で済ませたいもの。特に子育てや家事で時間に追われるママさんの朝は、メイクしてる時間がほとんどないですよね。
メイクの中でも最も時間がかかる工程といえば「ベースメイク」。時間がないからと手を抜くとファンデが浮いてきたりすぐ崩れたりして、時短したいのになかなかできないのがベースメイクです。
そこで今回は、時短ベースメイクのやり方やおすすめアイテムをご紹介。時短ベースメイクなら、ベースメイクにかける時間や手間が一気に短縮。メイク時間が短くなる分、朝食がしっかり食べられたりゆったり支度ができたりと朝の気持ちに余裕が生まれます。ぜひこの機会に、時短ベースメイクをマスターしましょう。
子育てや家事で忙しいママさんや仕事に追われて朝も時間がないキャリア女子にとって、色々と悩み多いのがベースメイク。使うアイテムが多くて時間も手間もかかる上に、手抜きで雑になるとすぐに崩れてきたり……。時短で済ませたくてもなかなかうまくいかないのがベースメイクではないでしょうか。
ベースメイクで悩ましいのが、使うアイテムの数の多さ。ファンデだけだと崩れやすかったり仕上がりがイマイチなので、化粧下地や仕上げのパウダーはマストアイテム。ただ時間がないと下地から丁寧に重ねる余裕がなくて、ついつい塗り方が雑になってしまいます。
どんなに時間がなくても、毛穴やくすみ、肌の色ムラはベースメイクでしっかりカバーしたいもの。とはいっても、部分用下地やコンシーラー、ハイライトまで塗る余裕はないのが朝の実情。毛穴もくすみも一つでカバーできるアイテムがあれば便利ですよね。
時間がなくて手抜きでベースメイクを済ませると、ファンデが肌にしっかり密着していないために浮いてきたり崩れたりするので、化粧直しに手間がかかって厚塗りになることも。ベースメイクが崩れやすいと、その上にのせたポイントメイクまでヨレてきてしまいます。
時短ベースメイクは、少しの工夫とアイテムの選び方を変えることで誰でも簡単にマスターできます。ここからは、時短ベースメイクでおさえておきたい3つのポイントをご紹介していきます。
ベースメイクに手間や時間がかかるのは、使うアイテムの数が多いため。アイテムの数やそれにかかる工程を減らすことができれば、ベースメイクにかける時間を一気に短縮することができます。
ベースメイクに使うアイテムの数を減らすには、一つで何役もこなせる時短アイテムの活用がマスト。スキンケアから化粧下地、ファンデまでの機能を併せ持つBBクリームや下地を塗らなくても済むクッションファンデなど、多機能で便利な時短アイテムを利用しましょう。
ファンデーションを塗る範囲は顔の中心など最小限におさえて、薄づきで塗ることで時間短縮に。薄づきだと崩れにくくなって小顔効果も狙えて一石二鳥。今どきの抜け感のあるベースメイクに仕上げるためにも、ファンデは少量で済ませるのがおすすめです。
ベースメイクは急いで塗ったり雑に塗ると、ファンデがヨレたり化粧崩れの原因になってしまう場合も。一つで何役もこなせる優秀なアイテムがあればいくつも重ねなくて済むので、時短になって崩れにくいベースメイクが叶います。
時短ベースメイクに使う化粧下地には、下地機能だけでなくファンデ機能も備えたアイテムを選ぶのがおすすめ。例えば「BBクリーム」は、化粧下地に加えてファンデや日焼け止めの機能もあって、中にはスキンケア機能まであるものもあります。あとは、気になる部分にフェイスパウダーを重ねればベースメイクは完了!
時短ベースメイクに使うファンデーションは、「手軽さ」と「仕上がり」が同時に叶うものがおすすめ。例えば「クッションファンデ」は、コンパクト一つで手軽にサッと塗れるので手を汚さずに済みます。しかも、リキッドファンデのみずみずしいツヤ肌が叶って、仕上がりを諦めなくてもいいのもおすすめポイントです。
時短でベースメイクを仕上げると、ムラ塗りになったり肌悩みが完全にカバーできていなかったりと仕上がりがイマイチな場合も。カバー力の高い優秀なフェイスパウダーがあれば、ベースメイクのムラ塗りや隠しきれなかった肌悩みも全て解消。しかもベースメイクが崩れにくくなるので、時短でも省きたくないアイテムの一つです。
時短ベースメイクアイテムの選び方が分かったら、次はその使い方をチェックしましょう。時短でもきれいに仕上がって、しかも崩れないベースメイクのコツもご紹介していきます。
時短ベースメイクでも美しい仕上がりと崩れにくさを叶えるには、化粧崩れの原因となる毛穴をしっかりカバーしておくことがポイント。毛穴専用下地などで肌表面をフラットな状態にしておけばファンデも少量で済みます。ベースメイクの最初に仕込みアイテムを使うひと手間が、時短ベースメイクの仕上がりを左右します。
日焼け止め効果やトーンアップ効果のある化粧下地は、ファンデが少量で済んで時間短縮にも効果的。しっかりトーンアップできるものなら、あとはフェイスパウダーのみのノーファンデも狙えます。進化した高機能下地は、時短と今っぽい抜け感のある肌を叶えてくれます。
クッションファンデはベースメイクの工程を一気に短縮できる便利なアイテムですが、崩れやすいのがデメリット。クッションファンデの崩れやすさを防ぐには、塗り方にコツがあります。
クッションファンデをパフにとったら、ポンポンと軽くタッピングするようにのせていくのが塗り方のコツ。目のまわりや口元、小鼻まわりはパフに残ったファンデで薄く仕上げるのもポイント。皮脂が出やすいTゾーンには軽くフェイスパウダーを重ねておくとより崩れにくくなります。
何気なく選んでいるベースメイクアイテムも、探せば時短に役立つ優秀アイテムがたくさん見つかります。ここからは、時短ベースメイクにおすすめのアイテムをプチプラやデパコスからピックアップ。ベースメイクのステップ順にご紹介していきます。
時短ベースメイクで仕上がりと崩れにくさを叶えるには、化粧崩れの原因となる毛穴をカバーしておくことがポイント。m.m.m(ムー)の「スキンスムーザー 」は、毛穴や肌の凸凹、小じわまでカバーしてつるんとした陶器肌に仕上げてくれるポアプライマー。自然由来の成分だけでできていて、肌にやさしいのもおすすめポイントです。
時短ベースメイクに使う化粧下地は、日焼け止め効果やトーンアップ効果もあるものが最適。LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)の「UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ」は化粧下地にもなる日焼け止め乳液で、肌なじみのいいピンクの色味が素肌のような透明感を演出してくれます。今っぽいツヤのある仕上がりやドクターズコスメで肌にやさしいのも高ポイント。
肌がゆらぎがちな現代女性には、外的刺激から肌を守ってくれるベースメイクアイテムがマスト。d program(ディープログラム)の「アレルバリア エッセンス BB」は、微粒子汚れから肌を守ってくれる日中用保護美容液。化粧下地や日焼け止め、色ムラをカバーする機能もあります。ナチュラルメイクの方はファンデ代わりに使うのもOK。
韓国コスメブランド「MISSHA(ミシャ)」の「M クッション ファンデーション(モイスチャー)」は、ファンデーションに加えて化粧下地、日焼け止め、保湿美容液の4役をこなす優秀クッションファンデ。ポンポンとのせるだけでみずみずしい透明感のあるツヤ肌が完成して「簡単、キレイ」が叶います。プチプラでドラッグストアなどで買える手軽さも魅力です。
NARS(ナーズ)の「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」は、抜け感のあるナチュラルなツヤ肌に仕上がるデパコスのクッションファンデ。毛穴や肌の色ムラなどのカバー力が高く、薄づきで崩れにくいのも魅力。部分用下地やコンシーラーなど手数をかけなくても美肌が完成する時短におすすめのベースメイクアイテムです。
時短で仕上げたベースメイクを崩さないためには、崩れやすい部分だけでもフェイスパウダーを重ねるのがおすすめ。CANMAKE(キャンメイク)の「マシュマロフィニッシュパウダー」は、サラッと軽いマシュマロのような美肌に仕上げてくれるフェイスパウダー。カバー力が高いので、化粧下地と組み合わせてファンデ代わりに使うこともできます。
Elégance(エレガンス)の「ラ プードル オートニュアンス」は、時短でベースメイクが雑になっても毛穴やくすみをしっかりカバーしてくれるフェイスパウダー。サラサラの仕上がりが長時間続くラスティング効果で、汗や皮脂による化粧崩れも防いでくれます。カバー力が高いのに透明感のある肌に仕上がるデパコスらしい機能性の高さも◎。
ベースメイクにじっくり時間がとれない忙しい朝は、時短ベースメイクがおすすめ。ちょっとした工夫やアイテム選びで、ベースメイクにかかる時間を一気に短縮できます。今回ご紹介した時短ベースメイクアイテムで気になるものがあれば、ぜひ毎朝のメイクに取り入れてみてください。