BEAUTY
By 深井麻実
寝不足が続くと目立ってくる青クマ。どうにかして消したいと思っても、ファンデーションだけではどうにもならないと悩んでいませんか?今回はそんな青クマの原因や正しい消し方のコツについてご紹介します。
【目次】
まずはクマにはどんな種類があるのか、詳しくご紹介します。
青クマとは、青っぽく見えるようなクマのことをいいます。青く見えるのは血管が浮き出ているように見えるからです。もともと皮膚が薄い人は目立ちやすいため、少しでも調子が悪くなると見えるようになることがあります。
青クマの場合、コンシーラーを使うことで比較的薄くすることができるタイプのクマです。さらに自分の生活習慣などを変えることで、改善する余地のあるタイプのクマでもあります。
茶クマとは、目の下が茶色っぽくなってしまっているクマのことをいいます。青クマの場合は目の下の血管などが原因となっていますが、茶クマの場合は皮膚そのものに原因が隠されているクマです。
茶クマの原因のほとんどが、色素沈着だと言われています。茶クマはさまざまな刺激を重ねることで、目の下にメラニンが発生し、色素沈着が起こってしまっている状態です。
茶クマはシミと同じようにメラニンが原因となっているため、自力で消すことが非常に難しくなっています。
黒クマは、別名影クマとも言われている種類になります。黒クマは下から覗き込むように見てみるとクマが消えたように見えるのが特徴です。別名に影とついているように、目の下に影ができているせいでクマのように見えてしまっているタイプのクマです。
黒クマはファンデーションやコンシーラーを使ってもなかなか消すことができないタイプのクマです。多くの場合の原因が加齢やもともとの骨格で、1度目立つようになってしまうと、なかなか解消しにくいタイプのクマになります。
青クマとは一体何が原因で起こるのでしょうか?詳しくご紹介します。
青クマの原因は、血行不良だと言われています。目の周りの血の巡りが悪くなることによって、目の下の部分に血液が集まってしまい、クマが目立つようになります。体の血の巡りについて気を付けている人は多くても、顔の血の巡りまでは気にしていないという人が多いです。
さまざまな要因から血行が悪くなることで、目の下のクマが目立つようになってしまいます。
青クマの原因としてもっとも多いのは、寝不足です。寝不足が続くことにより、青クマが目立つようになります。横になる時間が少なくなることによって、目の下に血液が集まりやすくなってしまいます。
また、寝不足が続くということはいろいろな部分を酷使しているのに、それのケアが十分にできていないことになります。特に目の疲れは青クマの原因になりやすいです。目元を酷使しているにもかかわらず、十分な睡眠時間を取っていないことにより、目の下のクマが目立つようになってしまうのです。
青クマはもともと冷え性な人もできやすいと言われています。寝不足でも何でもないのに、なぜか青クマが目立ってしまうという人も一定数います。その場合はもともと血の巡りが悪いせいで、目の下の青クマが目立ちやすくなっている場合が多いです。
手足が冷えやすい人は顔も冷えやすいと言われています。毎日しっかりお風呂に浸かって温まる時間を取っていなかったり、運動の習慣がない人は特に冷え性になりやすいと言われています。
寝不足で青クマができるということはあまり知られていないため、クマの原因が冷え性であるということに気が付かない限り、一生青クマに悩まされることになってしまいます。
ここからは、青クマを化粧で消すためのコツについてご紹介します。
青クマを消すためには、コンシーラーが便利になります。ファンデーションなどで消そうと思っても、なかなかしっかり消すことができません。それがなぜかというと、ファンデーションで消せる範囲の色味ではないからです。
青クマの色味は、ファンデーションのカラーであるベージュやオークルでは隠しにくい色味になっています。そのため、ここではカバー力が高いものではなく、色味が少しオレンジがかったものを選ぶことが大切です。
色味の補正効果により、目立ってしまっていた青クマの部分を目立ちにくくすることができますよ。
青クマをきれいに隠すためには、ファンデーションを目の下にあまり塗らないこともおすすめです。青クマをきれいに隠すためにはコンシーラーを使う必要がありますが、あまりにファンデーションが厚く乗っていると厚塗り感が出てしまいます。
できるだけ厚塗り感の出ないような仕上がりにするためにも、クマが気になっている部分にはファンデーションをあまり乗せずに、コンシーラーの色味の補正効果を使って隠すのがおすすめです。
コンシーラーを使う時は、できるだけ保湿力があるものを使うのがおすすめです。コンシーラーにもいろいろなものがありますが、保湿力が足りないものを使ってしまうと、目の下の小ジワに入り込んでしまい、全体的にシワが目立ってしまいます。
せっかく青クマをしっかり隠せたとしても、小ジワが目立ってしまってはすべてが台無しになってしまいます。目の下に使っても問題ないような、保湿力が高いタイプのコンシーラーを選ぶようにしましょう。
ここでは青クマの正しい消し方についてご紹介します。
目の下のクマを隠す際は、ファンデーションまで塗っておくようにしましょう。パウダーファンデーションの場合はコンシーラーを先に仕込んでおきますが、それ以外の場合はファンデーションを塗ってからコンシーラーを塗った方が、仕上がりがきれいになります。
ファンデーションを塗る時は、できるだけ目の周りを避けて乗せるようにしましょう。クマが目立つ部分には乗せないようにして、それ以外の部分は必要に応じてファンデーションでカバーするようにしましょう。
ここからはコンシーラーを使って青クマを消していきましょう。クマが目立っている部分にブラシを使って点置きしていきます。たくさんのせすぎると、色味ばかりが目立ってしまうことがあるので、3ヶ所くらいに点置きするのがおすすめです。
乗せたら、ブラシを使ってクマ全体が隠れるように伸ばしていきます。コンシーラーの種類によってはこれだけで隠しきれないこともあるので、そういう場合はもう少しだけ付け足して、しっかり隠していくようにしましょう。
オレンジのコンシーラーを使ってある程度カバーできたら、指を使って叩き込むようになじませていきます。こうすることで、肌にコンシーラーが密着し、取れにくい仕上がりになります。指の甲を使って優しくなじませるのがポイントですよ。
あまりに叩き込みすぎると、コンシーラーが剥がれてしまうことがあるので優しいタッチで行うことが大切ですよ。
オレンジのコンシーラーがしっかりなじんだら、次に肌色に近い色味のコンシーラーを使います。こうすることによって、ファンデーションとコンシーラーの色の差を目立ちにくくすることができますよ。
オレンジのコンシーラーとファンデーションの境目の部分に、自分の肌の色味と同じくらいのコンシーラーを乗せます。そしてオレンジのコンシーラーを乗せた部分とグラデ―ションになるように、指でなじませていってください。
色味の差が激しい場合は、グラデ―ションの部分を広くすることがおすすめです。どうしても色味の差が悪目立ちしてしまうという場合は、オレンジのコンシーラーを塗った上から、自分の肌に合ったコンシーラーを重ねることで目立ちにくくなりますよ。あまりに重ねすぎると乾燥してしまうことがあるので、できるだけ薄めに塗るのがおすすめです。
ここからは青クマにおすすめなコンシーラーについてご紹介します。
kissのコントロールカラーベースは気になる肌の悩みをピンポイントでカバーするコントロールカラーです。チップタイプで細かい部分にもしっかり対応。スーパーヒアルロン酸・コラーゲン配合で、ワンランク上の理想の肌色に仕上げます。
RMKのスーパーベーシックコンシーラーパクトは2色のコンシーラーとパウダーをセットしたパクトです。伸びの良さとフィット感にこだわったコンシーラーでブレンドしながら使えます。肌の透明感と立体感をアップさせるコンシーラーです。
excelのサイレントカバーコンシーラーはどんな肌色にも対応できる3色が入ったコンシーラーです。超高密着のテクスチャーが長時間よれずにしっかりフィットします。3つの植物由来オイル配合で、メイクしながら美肌に導きます。
IPSAのクリエイティブコンシーラーeは、肌色に合わせてブレンドできるコンシーラーです。光の効果で肌になじませることで透明感のある仕上がりになります。しなやかにフィットしながら、ヨレや小ジワを防いで化粧持ちを高めます。
青クマの消し方についてご紹介しました。青クマを消そうと思ってもなかなか消えないと悩んでいる人もいるかと思います。コンシーラーを駆使することで、目立ちにくくすることが可能ですよ。ぜひ試してみてくださいね。