BEAUTY
By 高野菜奈
ぽってりした厚い唇は、セクシーで素敵ですよね。でも、薄い唇に憧れる人にとっては、唇の厚さがコンプレックスになってしまうことも……。そこで、厚い唇を薄くするためのメイク方法やトレーニングをご紹介します。
【目次】
唇の厚さは顔のイメージを大きく左右します。
例えば、厚い唇はセクシーで情熱的な印象。反対に、薄い唇は爽やかで冷静な印象に。
芸能人でいうと厚い唇、薄い唇をもつのは、以下のような人たちが挙げられます。
【厚い唇】石原さとみさん、小嶋陽菜さん、平子理沙さんなど
【薄い唇】白石麻衣さん、竹内結子さん、橋本環奈さん、新垣結衣さんなど
薄い唇を持っているひとは透明感がある人が多く、憧れる人も多いようです。
でも、メイクで唇を厚くすることはできても、薄くするのは難しそうな気がしますよね。
実は、厚い唇を薄くするメイクはそんなに難しいものではありません。
それに、メイクで薄く見せるだけでなく、実際に唇を薄くするトレーニングもあるのです。
憧れの唇に近づくため、厚い唇を薄くするメイク方法やトレーニングにチャレンジしましょう!
厚い唇を薄くするメイクをするために必要なのは、
・コンシーラー
・リップライナー
・口紅
の3つ。
コンシーラーがなければ、ファンデーションでもかまいません。
メイクのやり方と一緒におすすめのアイテムもご紹介していくので、ぜひチェックしてみてくださいね。
唇を薄くするためには、まず唇の輪郭を消して、厚みを調整する必要があります。
コンシーラーを直接塗るのではなく、指やスポンジにとってポンポンとのせるのがポイントです。
そうすることで、唇と肌の境界を自然になじませることができますよ。
シワや色ムラを整えるソフトフォーカスパウダーとコンシーラーが一体となったスティック型コンシーラー。口元だけでなく、顔や目元にも使えるマルチユースで、化粧直しにも使えます。
ぴったりと唇にフィットし、なめらかに仕上げるリップコンシーラー。塗ったあとはマットな仕上がりで、重ねた口紅の発色を良くしてくれます。
コンシーラーで輪郭をぼかして厚みを調整したら、今度はリップライナーで好みの厚さの唇を形作りましょう。
リップラインは、輪郭の内側に。
全体的に厚みを減らすのではなく、最も厚みがある唇の中心部分をより薄くするイメージでラインを引きましょう。
上唇は口角から中心に、下唇は中心から口角に引くと引きやすいですよ。
ななめ10度にカットされたスクエア形のクレヨンリップ。角の部分でラインを引いて平たい部分で塗りつぶせば、これ一本でリップが完成します。
角のないスクエア型なので、太いラインも細いラインも自由自在。薄膜仕上げで唇の色と形を補正し、「生まれつき美しい唇」に見せてくれるリップです。リップライナーやリップベース、口紅にもなる一本です。
リップライナーで唇のアウトラインを作ったら、今度は口紅でラインの内側を塗りつぶしていきます。
おすすめは、直塗よりもリップブラシ。口紅をリップブラシにとって塗るほうが、細かいところまできれいに塗ることができます。
つけるとすぐに唇にフィット。まるでタトゥーのように唇を染め上げ、きれいな発色をキープするリップティントです。約10時間、質感を保てるロングウェアで落ちにくいのが嬉しいポイント。
リキッドなのに唇にのせるとマットに変わる、新感覚のリップです。モイストオイル配合でうるおいを与えながら、セミマットの唇に仕上げてくれます。
クレヨンタイプで、細かいところまで塗りやすいマットリップ。発色がよく、3種の保湿成分でうるおいも与えてくれる逸品です。
唇が厚いと陰影ができやすくなります。この陰影をコンシーラーで隠せば、薄い唇の完成です。
唇が一番厚い部分の下を中心に、鏡を見ながら影を消していきましょう。
このメイク方法のほか、人気のグラデーションリップでも唇を薄くすることができるので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
唇が厚くなる原因は、遺伝による先天的なものと、日常生活による後天的なものがあります。 遺伝による唇の厚さを薄くするのはなかなか難しいのですが、後天的に厚くなった場合は普段の習慣を変えることで唇を薄くすることもできます。
ふと気づくと、口が少し開いているなんてことはありませんか?
普段口で呼吸をしている人は、唇が厚くなりやすい状態です。
口呼吸をするときは、口を開け、前に出して呼吸をしてしまいがち。これを続けると、唇が厚くなると言われています。
口呼吸は、口の中や唇を乾燥させてしまいます。
口の中が乾燥すると虫歯になりやすくなってしまいますし、唇の乾燥が進むと腫れて唇が厚くなってしまうことも。
口呼吸をしている人は、普段から意識して鼻呼吸をするようにしましょう。
口の周りの筋肉が衰えると、口角が下がってきます。口角が下がると、口元が緩んで下唇が厚く見えてしまいます。
口角をきゅっと上げて、ひきしまった薄い唇にするためには、口角を上げるトレーニングで口の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
■口角を上げるトレーニング
1.上下の唇を内側に巻き込む(赤みが見えないところまでしっかり巻き込む)
2.口角を目尻に向かって引き上げる
3.10秒キープ
4.1~3を繰り返す
口唇炎やアレルギーなど、唇にトラブルがあると、その部分が赤く腫れて唇が厚く見えることがあります。
これは、一過性の厚みで唇のトラブルが治れば治まります。
口紅やリップクリームを使うと赤く腫れてしまうという人は、アレルギーを起こしている可能性があるので、口紅やリップクリームを変えるようにしましょう。
口唇炎で唇がカサつき腫れてしまっている人は、ビタミンをしっかり摂り、乾燥を防ぐようにしましょう。酷い場合は、皮膚科に相談するのもおすすめです。
歯並びが悪いことが、唇を厚くすることもあります。
たとえば、前歯が出ていると歯に合わせて唇も前に出てきます。
すると、上唇の内側の部分まで見えるようになってしまうので、唇そのものが厚く見えてしまうのです。 歯並びが原因で唇が厚くなっている場合は、歯列矯正をすることで目立たなくなります。
たらこ唇と呼ばれるような厚い唇も、メイクやトレーニングなどで薄い唇にすることができます。厚い唇がコンプレックスになっている人も、薄い唇に憧れている人も、自分に合った方法をぜひチャレンジしてみてくださいね。