LIFE STYLE

日本人に多いスマホ首とは?原因や症状、解消方法をチェック

なかなか治らない頭痛や肩こり。もしかしたら、スマホ首(ストレートネック)が原因かもしれません。スマホ首は、スマホやPCを使う機会が多い日本人のほとんどに兆候があると言われています。今回は、スマホ首の症状やセルフチェック方法、改善方法などをご紹介します。

 

首の痛みや頭痛、肩こりが治らない?それは「スマホ首(ストレートネック)」かも

スマホ首の女性のイメージ写真

スマホ首(ストレートネック)とは、スマホを見ているときの俯いた姿勢が原因で、首の骨(頸椎)が歪んでしまっていることを言います。

本来、首の骨はゆるやかなカーブ状になっており、頭の重みを支えるクッションのような役割をしています。
しかし、スマホ首になってしまうと、首の骨が真っ直ぐに伸びきった状態になってしまいます。

首の骨のカーブが失われてしまうと、クッション機能がなくなり、頭の重みが首に直にかかります。

頭の重みは体重の約10%と言われていますので、その重みが全て首にかかってしまうことで、痛みなどの様々な症状が引き起こされてしまいます。

ちょっとした連絡から調べ物、ゲームまで簡単にスマホで行えるため、今ではほとんどの人がスマホを使用しています。
そのため、日本人の8~9割にスマホ首の兆候があるとのこと。今は自覚症状がなくても、首の骨が歪み始めているかもしれません。

 

スマホ首によって引き起こされる症状

首の痛みや肩こりを感じる女性のイメージ写真

頭の重みが首の骨(頸椎)に直に掛かってしまうことにより、首周りの筋肉や頸椎の関節付近にある神経にも負担を与えます。
すると、首の痛みや肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、手や腕のしびれなどの様々な不調が現れてしまいます。

さらには自律神経失調症にも繋がり、吐き気や不眠、食欲低下などの症状も出てくることがあります。

 

自分がスマホ首かチェック!

壁に背中をつけてまっすぐ立つ女性のイメージ写真

スマホやタブレットを使用している時間が多い人や、デスクワークをしている方で、痛みなどの違和感を感じる場合はスマホ首の可能性が高いです。気になる方は、自分がスマホ首なのかセルフチェックしてみましょう。

セルフチェックの方法としては、まず壁に背中をつけてまっすぐ立ちます。
この時に「後頭部」「肩甲骨」「お尻」「かかと」の4箇所が無意識に全て壁についている場合は、首の骨に正常なカーブがあります。

この4箇所のどこかが壁につかなかったり、意識しないとつかない場合はスマホ首の可能性が高いでしょう。

 

首を正しい位置に戻すには?スマホ首(ストレートネック)を解消する方法

 

スマホ首を解消する方法【1】「あご押し体操」で日常的に姿勢を正して

あごを後ろにスライドするように押す女性のイメージ写真

まず、まっすぐ前を向いた状態で、頭をできるだけ前に突き出します。
あごの先端に指を当て、そのまま頭と首を後ろへスライドするように指で水平に押します。押す力は強めにグッと押すのがポイントです。

これが首の骨にゆるやかなカーブがある状態ですので、日常的に何度も行うことで首の骨が正しい形に戻るでしょう。

スマホを見ている時だけでなく、仕事中に一息つくときや歯磨き中、トイレ、お風呂、鏡の前など、日常的に取り入れて繰り返し行うことが大切です。
理想としては、15分~30分に1回行うように心がけましょう。

 

スマホ首を解消する方法【2】同じ体勢が続いた時には「いないいないばあ体操」

両腕を直角にして胸を開く女性のイメージ写真

両足を軽く開いてまっすぐ立ち、そのまま両腕を真上に上げてばんざいのポーズをします。
次に、肘を90度になるように曲げた状態で、肩甲骨同士をくっつけるように両腕を引きながら胸を開きます。

そのまま、身体の前で両肘と手のひらを合わせて5秒間キープし、再度肩甲骨同士をくっつけるように胸を開いて5秒間キープします。(「いないいないばあ」をする動作のようなイメージ。)

これを4回ほど繰り返すことで身体全体の血行が良くなり、筋肉が凝り固まるのを防ぐことができます。
同じ姿勢が続いた仕事の後などに行うといいでしょう。

 

スマホ首を解消する方法【3】伸び固まった首の後ろの筋肉は縮ませてほぐして

頭の後ろで両手を組む女性のイメージ写真

顔を正面に向けて、脇をしっかりと開いた状態で頭の後ろで両手を組み、頭を支えるようにします。この状態で首を後ろに倒し、両手と頭を押し合うようにして15秒キープします。
こうすることによって、伸び固まった首の後ろの筋肉が縮み、ほぐれていきます。

首の後ろの筋肉が伸び固まることによって、首の骨もまっすぐ伸びてしまいますので、筋肉をほぐしてあげるのが改善の近道になります。

 

スマホ首を解消する方法【4】テニスボールを使って正しい位置に矯正する

頭の後ろにテニスボールを当てている女性のイメージ写真

テニスボールを二つ用意し、ガムテープで二つを巻きつけて固定します。

耳の後ろに後頭骨の出っ張りがありますので、この出っ張りと首の境目部分にテニスボールを当て、そのまま寝そべります。
この時、布団の上など柔らかい場所ではなく、硬いフローリングの上で行いましょう。
ボールの位置がズレやすいときは、ズレてしまう方向に少し厚めの本などを置くとズレにくいです。

1回の時間は1~2分。長くても3分以内にして、1日3セットまでにしましょう。
寝るだけですぐにできるので、忙しい人やズボラな方におすすめです。

 

スマホ首を解消する方法【5】予防も大切

スマホを顔の高さに合わせて見る女性のイメージ写真

まだスマホ首になっていない方はもちろんのこと、今スマホ首の人やスマホ首の解消法によって改善した人も、これ以上ひどくなったり再発することのないよう、しっかり予防することが大切です。

スマホを見るときは俯いて見ないように、スマホを顔の高さにして操作することを心がけましょう。
また、高すぎる枕もスマホ首に繋がります。寝るときは枕を使わずに仰向けに寝ることで、首や肩が凝るのを防ぐことができます。

症状が悪化する前に、日常生活を見直してスマホ首を予防しましょう。


自分はスマホ首ではないと思っていても、もしかするとスマホ首の兆候があるかもしれません。ストレッチや日常生活の見直しで良くしていきましょう。まずは、普段から俯き気味の姿勢にならないよう、日頃からしっかり心がけてください。