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意外な落とし穴あり?野菜ジュースを選ぶときのポイント

スーパーやコンビニだけでなく、自動販売機にまで見かけるようになった『野菜ジュース』。
グリーンスムージーなどの影響もあって一気に話題となり、今や男性も積極的に飲んでいるのをよく見かけますよね!

売場を見ると驚くほどの種類がありますが、みなさんはちゃんと体にいいものを選べていますか?

野菜ジュースは「とりあえず飲めばOK!」ではありません。
中にはダイエット中&美肌を意識する人にはおすすめできないものもあるのです……。

知っているのと、知らないのでは大違い!
明日からぜひ意識して欲しい“野菜ジュースの選び方”をご紹介したいと思います。

 

■野菜ジュース=野菜ではありません!

ささっとどこでも手軽に野菜不足を補える“野菜ジュース”。

コンビニなどでよく見かける200mlのパック入りのものは100円前後で、サラダを買うよりお得と感じている方も多いと思います。

それにとにかく種類も豊富ですよね!

厚生労働省が推奨している一日の野菜摂取量“350g”を、たった1本でクリアできることを売りにしているものなどさまざま!

しかしこの場合知っておいてほしいのが、350gの野菜を原料としていたとしても、その350g分の栄養素がそのまま入っている訳ではないということです。

例えば、ジュースへ加工する過程で、どうしても壊れてしまう成分もありますし、旬の野菜だからこそ含まれる栄養素や、新鮮さが重要な酵素を摂取することはできません。

つまり、日々の野菜摂取をジュースだけで済ませることはできないのです。

 

■野菜ジュースから得られる栄養素と得られない栄養素があるってホント!?

上記でも少し触れましたが、もう1つ知っておいていただきたいのが、野菜ジュースから得られない栄養素があるということです。その理由は作り方にあります。

市販の野菜ジュースの多くは、“濃縮還元”という製法によって作られていて、『野菜を搾る→加熱処理などで水分を飛ばす→4~6倍程度まで濃縮後冷凍→使用時に水を加えて元の濃度に戻す』という工程を経ています。

この「搾る」「加熱する」という過程が着目ポイント!

飲みやすくするために「搾る」ことで、不溶性食物繊維は取り除かれてしまい、殺菌・濃縮のために加熱されることで、熱に弱いビタミンCと酵素は激減してしまいます。
つまり、これらの栄養素は野菜ジュースから摂取はできません。

一方、「不溶性」と「水溶性」の2種ある食物繊維のうち、水に溶ける性質を持つ「水溶性食物繊維」は、野菜や果物の水分にも溶けてある程度は残っていると考えられます。

また、カルシウムやカリウムなどのミネラルは、加熱しても減少しにくい栄養素であり、リコピンやβ-カロテンのように、生の野菜から摂るよりも野菜ジュース等の加工品で摂る方が吸収率の良い栄養素もあるので、こちらに関しては期待できます◎

 

■野菜ジュースのおすすめ活用法

栄養価を重視するなら、少し高くても専門のジューススタンドのスムージーを飲んだり、手間をかけてでも自分で作ることをおすすめします◎

とはいえ、1杯1,000円近くするものを毎日買うわけにはいきませんし、忙しいライフスタイルの中で手作りというのも楽ではありません。

そんなときに活躍してくれるのが野菜ジュース!
これだけに頼るのではなく、不足した分の野菜を補う目的で野菜ジュースを上手く取り入れていきましょう。

◆野菜を調理する時間がない時の食事と一緒に
◆外食などで野菜を食べることができない時の食事前に
◆お腹が空いて何か食べたくなったときに
◆胃腸に負担をかけたくない遅い時間の夕食の一品
◆甘いジュースを飲みたい時の代わりに

 

■野菜ジュースの選び方ポイント

数ある中からどの野菜ジュースを選ぶかも重要です。
野菜ジュースを選ぶ際に必ず見て欲しいのが、原材料と栄養成分。この2か所を見ながら、まずは基本のポイントをチェックします。

チェックポイント① 食塩・砂糖、どちらも不使用かどうか
チェックポイント② 野菜汁と果汁の割合

美味しさを重視しているものには、食塩や砂糖が入っていることが多いです。どちらも健康を考えると控えるべきものなので、“不使用”のものを選ぶのがベスト◎

そして2つ目のポイントについては、野菜不足解消のために飲むなら「野菜汁100%」と書いてあるものを選びましょう。

例えば、『野菜汁60%+果汁40%=100%』と記載されているものは果汁率が高く、フルーティーで飲みやすいです。
しかしこれを“野菜ジュース”と捉えてしまっては×。

フルーツを摂取したい方や美味しさで選びたい方にはおすすめですが、果汁が増えると“糖質量”も増えてしまいますので注意が必要です。

 

■ここに落とし穴!野菜ジュースは「糖質」に注意!

近年ボディメイクにおいて重要キーワードとなっている「糖質」ですが、実は野菜にも想像している以上に含まれています。

その証拠に、野菜ジュースの糖質量は意外にも多いのです!
食塩・砂糖不使用のものであっても、使用されている野菜の割合によって糖質の量は多くなってしまいます。

《野菜ジュースの糖質量》
「カゴメ 野菜生活100オリジナル」 糖質14.8g
「伊藤園 1日分の野菜」 糖質14.8g
「カゴメ 野菜一日これ一本」 糖質13.7g
「キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜100%」 糖質10.0g
※全て200mlパックのもの

糖質量をイメージしていただくために身近なスイーツと比べてみると…
「プッチンプリン 3個パック(1個67g)」 糖質12.0g/個
「スーパーカップミニ 超バニラ 6個入り」 糖質16.3g/個

このように糖質だけに着目してみると、スイーツを食べたのと同じくらいの糖質量を摂取していることになります。つまり飲みすぎはNG!

ご飯茶碗1杯(150g)の糖質は53.7gなので、それに比べると低いほうですが、普段の食事内容にただプラスしてしまっては、糖質を摂りすぎてしまっているかもしれません。

 

■3つ目の選び方ポイントは「糖質量」

原材料を見てみると、ほとんどの野菜ジュースに「にんじん」が入っているのがわかるかと思います。

特に砂糖不使用の野菜ジュースにとって「にんじん」は、“甘み”となる大切な野菜なのです。しかしその糖質量は、100gで約6.5gとちょっと高め。

糖質制限をしている人はご存知かと思いますが、にんじんのような根菜類は糖質制限する上では控えておきたい野菜のひとつ。

しかしながらにんじんには、カロテンなど美に欠かせない大切な成分が入っていたりと、美容面を考えると積極的に摂りたい野菜でもあります。

ですので、野菜ジュースで1日の野菜摂取量を補おうとするときには、「糖質量」にも着目し、その日の食事内容とのバランスを考えて選んであげるとGood◎

最近では糖質オフのニーズの高まりから、こんな野菜ジュースも!

 

■カゴメ 野菜ジュース糖質オフ(200ml) エネルギー:21kcal 糖質:3.3g

現在販売されている野菜ジュースの中で1番のおすすめがこちら。

糖質の少ない野菜メインで作られている、まさに糖質が気になる人のための野菜ジュースです。もちろん砂糖・食塩不使用の野菜汁100%!

原材料を見てみると…

野菜(はくさい、セロリ、トマト、ほうれん草、赤じそ、アスパラガス、キャベツ、なす、だいこん、ケール、レタス、クレソン、パセリ、ビート、かぼちゃ)、レモン果汁、香辛料

上記は使用されている割合の高い順に並んでいるのですが、ご想像の通り「おいしい♡」ではなく、とっても健康的なお味です◎

普段甘みの強い野菜ジュースを飲んでいる方は最初驚くかもしれませんが、薄い青汁のような感じで飲めないほどではありませんのでご安心を。

1本あたりの糖質は3.3gとかなり優秀。野菜摂取&ダイエットを考える方におすすめ!

 

■カゴメ 野菜と果実糖質30%オフ(200ml) エネルギー:38kcal 糖質:8.0g

続いて2つ目もカゴメさんの糖質オフシリーズ。

こちらは果汁が29%入っているので、1つ目にご紹介したものより飲みやすいです。野菜・果実ミックスで糖質30%オフというのは嬉しいですよね!

糖度の低い白菜とココナッツウォーターを中心に配合することで、糖質30%というのを実現しているのだそう。

果実にはココナッツ、りんご、レモン、オレンジが使用されていて、甘すぎずスッキリとした味わい♡しかも1本(200ml)38kcalと低カロリー。

糖質は気になるけれど、少しでも飲みやすいのがいい!という方はぜひお試しください。

 

■伊藤園 毎日1杯の青汁 無糖タイプ(200ml) エネルギー:19kcal 糖質:1.6g

糖質なんと1.6gのこちらは、大麦若葉、ケール、桑の葉、緑茶の国産素材4種をブレンドし、さらに「植物性乳酸菌・食物繊維・ビタミンE」も同時に摂取できる栄養機能食品の青汁飲料。

無糖で甘さはないものの飲みやすいです◎19kcalとカロリーもかなり低め!

これなら毎日安心して飲めますね♡


最後に改めて、野菜ジュースの選び方のポイントをまとめると、
①食塩・砂糖、どちらも不使用かどうか
②野菜汁と果汁の割合
③糖質量
この3つです!ぜひ他の美容系ドリンクを選ぶときにも気にしてみてくださいね♡