BEAUTY
By 桐山忍
「ダイエット効果がすごい」「飲み続けたら痩せた気がする」と口コミで話題の烏龍茶。近年注目を集めている烏龍茶は、女性に嬉しい効果がたくさんある飲み物です。そこで今回は、烏龍茶のダイエット効果やその他の効果、ダイエットに効果的な飲み方などをご紹介します。
烏龍茶とは中国茶の一種。茶葉を途中まで発酵させる製法を取っていることから、「青茶」や「半発酵茶」とも呼ばれています。
烏龍茶は日本茶のように銘柄が多いです。代表的な銘柄は、福建省が産地の鉄観音、台湾で生産されている凍頂烏龍茶や紅茶のような風味の東方美人があります。
銘柄によって渋みが強かったり、日本茶のような風味があったりなど様々ですが、日本では渋みの強い鉄観音が広く知られており、市販の烏龍茶の原料としてもお馴染みです。
烏龍茶は、食事で摂取した脂質を分解するなどのダイエット効果があることから、国内でも多くの人が愛飲しています。
日本でも馴染み深い烏龍茶。飲むことでどのような効果が得られるのでしょうか。
まずは烏龍茶のダイエット効果をチェックしましょう。
■脂肪燃焼効果
烏龍茶はカフェインが豊富で、脂肪燃焼を助ける力があります。烏龍茶を飲みつつ運動も行えば、より脂肪燃焼が高まり、ダイエットがしやすくなるでしょう。
また、カフェインには利尿作用もあります。体内の余分な水分を排出しやすくして、むくみの予防や解消にも期待できます。
■脂肪吸収を抑える
烏龍茶に含まれるサポニンは、抗酸化作用のある成分。摂取した脂質や腸内の脂質を分解して、血中コレステロールを下げてくれます。更に、烏龍茶の成分の一つであるウーロン茶ポリフェノールには脂肪吸収を抑える役割もあるので、余分な脂肪を蓄えないようにしてくれるでしょう。
■ストレスの緩和
烏龍茶のテアニンには、ストレスを緩和してリラックスを促す効果があるとされています。そのため、日々の生活やダイエットでのストレスを和らげてくれるでしょう。
烏龍茶にはダイエット効果だけでなく、他にもたくさんの嬉しい効果があります。ここでは烏龍茶のダイエット以外の効果にも触れていきましょう。
■アンチエイジング
烏龍茶ポリフェノールは、老化の原因である活性酸素を抑制する力があります。シミやシワなどの発生を抑え、アンチエイジング効果に繋げてくれるでしょう。
■二日酔い防止
烏龍茶の成分であるサポニンには、肝機能を活性化させる作用があります。摂取したアルコールの分解を促進してくれるので、二日酔いの予防に役立つでしょう。
■虫歯、口臭予防
烏龍茶には殺菌作用があるため、口臭を予防してくれます。また、虫歯の原因菌の活性化を抑えるので、虫歯の予防にも効果があると言われています。
ダイエットの強い味方として広く知られている烏龍茶。ダイエット時はどのような飲み方が効果的なのでしょうか。
■1日600~800mlの摂取
烏龍茶をダイエットで取り入れる際、ポイントにしたいのが飲む量です。烏龍茶は飲み過ぎると副作用を引き起こす可能性があるため、適量を摂取することが重要になります。烏龍茶の適量には個人差がありますが、600~800mlを目安にするのがベスト。体調などに合わせて飲む量を調整するのがいいでしょう。
■飲むタイミング
烏龍茶ダイエットで大切にしたいのは、飲むタイミング。烏龍茶は食事の脂質を分解する作用があるので、食事中か食後に飲むのが好ましいです。エネルギー消費を効率よくする作用もあるため、運動前に飲むのもおすすめです。
一方、寝る前に烏龍茶を飲む方もいますが、烏龍茶のカフェインが作用して睡眠を阻害する可能性があります。できるだけ避けた方がいいでしょう。
烏龍茶ダイエットを始める前に、注意点もしっかり把握しておきましょう。
■空腹時の烏龍茶はNG
烏龍茶に含まれるカフェインは、胃液や胃酸の分泌を促すため、空腹時に飲むと胃に負担をかけやすくなります。胃痛を患いやすいので注意しましょう。
また、空腹時の烏龍茶は、便秘や下痢といった症状を引き起こしやすいそうです。ダイエットに烏龍茶を取り入れる際は食事中か食後がいいでしょう。
■烏龍茶の過剰摂取
烏龍茶はたくさん飲めばいいというものではなく、過剰摂取による副作用の心配も。というのも、烏龍茶には利尿作用があるため、体内の必要な水分も排出してしまいやすいからです。ダイエット中に烏龍茶を飲む際は、飲み過ぎに気をつけてください。
■烏龍茶だけでダイエットはできない
烏龍茶を飲むだけでは決してダイエットは成功しません。食事の見直しや適度な運動も必要ですよ。
烏龍茶は、ダイエット効果だけでなく女性に嬉しい効果がたくさんあります。烏龍茶でダイエットをする際は、今回ご紹介した飲み方を参考にしてくださいね。個人差はありますが、烏龍茶ダイエットを実践した人の中には「短期間で痩せた」といった口コミも多いので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。