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猫っ毛のメリットとデメリット。正しいケアで猫っ毛をコントロール

人はそれぞれ自分の髪の癖に悩んでいます。その中でも「どう扱っていいのか分からない」と悩む女性が多いのは、“猫っ毛”ではないでしょうか。しかし猫っ毛のメリットやデメリット、正しいヘアケアをしていくことで、猫っ毛は上手にコントロールすることができますよ。

 

猫っ毛の特徴とは?

風で髪が乱れる女性

猫っ毛の特徴とは、猫の毛のように髪の毛一本一本が細く柔らかいことです。細く柔らかいと言うことは、「髪の内部の成分が少ない」ということで、ハリやコシがない状態であると言われています。

一口に猫っ毛と言っても、直毛の女性もいれば、少しウェーブがかかった女性もいるのですが、「ボリュームが出ない」など共通の悩みを抱えているので、ヘアスタイルやヘアアレンジに困っている女性も多いのではないでしょうか。

しかし癖っ毛の特徴を知って活かすことができれば、おしゃれなヘアスタイルを毎日楽しむことができます。

そこで今回は、猫っ毛のメリットやデメリット、正しいヘアケアをご紹介しながら、おすすめのヘアアレンジもお届けするので、猫っ毛に悩んでいる女性はぜひ参考にしてみてください。

 

猫っ毛のメリット

振り向く女性

デメリットもありますが、猫っ毛ならではのメリットもあります。

メリットとして一番に挙げられることが、「ふんわりとしたスタイリングが作りやすいこと」です。ゆるふわウェーブや無造作ヘアなど、エアリー感のあるスタイリングは、髪が太くて硬いと難しいと言われています。

また、まとめ髪をするときに欠かせないものとなっている「後れ毛」なども演出しやすいです。髪が硬いと後れ毛ならではの軽やかさがあまり感じられないのですが、猫っ毛であればふんわり出せるので、こなれ感のあるスタイリングに仕上げることができますよ。

「ボリュームが出せなくても、女性らしいふんわり感が出せればいい」と思えれば、猫っ毛も大きな武器になるでしょう。

 

猫っ毛のデメリット

目を閉じる女性

まずは猫っ毛のデメリットから見ていきましょう。

猫っ毛は髪が細く柔らかいので、ボリュームを出しにくいことが挙げられます。特に猫っ毛でも直毛の場合、いつもヘアスタイルがぺたんこに見えてしまい、髪の分け目が目立ってしまいます。

また、ハリやコシも出しにくく、パーマもかかりにくいので、スタイリングのしにくさが悩みの種になっているようです。

そして風の強さで髪が舞い上がったときや、枕との擦れなどで絡みやすいこともデメリットのひとつだと言えるでしょう。

 

猫っ毛の髪質にあったシャンプーの選び方

シャンプー

■アミノ酸系
猫っ毛の人は、髪の毛に栄養を行き渡らすことで、髪にハリやコシを出すことができます。そのため、頭皮の環境を整えることが重要になるので、地肌に優しいマイルドな洗浄力のアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。洗浄力が高いシャンプーは頭皮に負担がかかってしまったり、皮脂を落とし過ぎてしまったりするので避けてください。

■ケラチンが入っているもの
髪のハリやコシの元になるのが、タンパク質の一種である「ケラチン」。髪はタンパク質でできているので、ケラチンが配合されたシャンプーを使うことで、髪の内部の密度を高まりハリ・コシが生まれます。

ケラチン配合のシャンプーというのは耳慣れないかもしれませんが、ノンシリコンのものならケラチンが配合されています。シリコンは髪のボリュームを押さえてまとまりをよくする効果があるので、髪がペタっとしがちな猫っ毛は避けたい成分。そのため、ノンシリコンシャンプーは猫っ毛に必要な成分が入っているのに、不要な成分は入っておらず、特におすすめです。

■保湿成分が配合されているもの
髪がしっとりするとボリュームが無くなってしまうように思えますが、髪が乾燥してしまうと傷んでツヤが無くなったり、枝毛になったりします。ハリ・コシを出しつつ髪を保湿してくれるシャンプーを選びましょう。中でも天然の保湿成分が入っているものは地肌に優しいので、頭皮環境が整い健康で元気な髪になりますよ。

 

猫っ毛に効果的なケア方法

指先にクリームをとる女性

ヘアケアを怠っていれば、猫っ毛はどんどん悪化してしまいます。日頃の摩擦やケアなどによって、髪の潤いを保護しているキューティクルが乱れてしまえば、髪はパサパサになってしまい、猫っ毛の魅力も半減してしまいます。

猫っ毛に効果的なケア方法は、アウトバストリートメントを併用することです。アウトバストリートメントは洗い流さないトリートメントのことで、髪の毛をコーティングしてくれます。つまり、摩擦や熱からキューティクルと潤いを守ってくれるのです。

中でも、髪の内部まで浸透&補修する効果が高いと言われているクリープタイプがおすすめです。ただしつけすぎてしまうと、髪全体がぺったりしてしまうので注意が必要です。適量を守り、頭皮は避けて毛先中心になじませるようにしてみてください。

その後はドライヤーを頭から20cmほど離し、小刻みに動かしながら乾かしていくことがポイントです。

 

猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【1】レイヤーカット

猫っ毛を活かしたヘアアレンジはいくつもあります。その中でも特におしゃれなスタイルをご紹介していきますね!

猫っ毛で直毛なら、レイヤーカットがおすすめです。顔周りにレイヤーを入れることで動きのあるヘアスタイルにすることができ、より軽やかに決めることができます。

毛先を内側にカールさせ、前髪は斜めに流してふんわりセットしてみましょう。猫っ毛の魅力をすべて詰め込んだようなヘアスタイルを楽しめますし、レイヤーカットで小顔効果も期待できますよ。

 

猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【2】ゆるふわスタイル

猫っ毛の質感を活かしたゆるふわカールで、フェミニンなスタイリングを楽しむこともおすすめです。

毛先を中心に動きを出し、繊維入りのハードタイプワックスをとって軽く揉み込むだけで、無造作な外国人風のヘアスタイルに決めることができます。ボリュームがなくても、ふわふわ感でぺたんこをカバーすることができ、守りたくなるような愛らしい印象になれますよ。

ワックスの量が多いと、重くベトベトした感じになってしまうので、「少ないかな」と思うくらいの少量から使って、徐々に足していくようにしてみてください。

 

猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【3】かき上げバング

かわいい系よりもキレイめやクール系を目指したいなら、かき上げバングにしてしましょう。
ふわふわ感が残るので、女性らしさはそのままに、無造作にかき上げられた前髪がこなれ感を演出してくれますよ。

かき上げバングにするためには、朝のセットで根元を立ち上げるようにドライヤーを使ってみてください。毛の流れに逆らうように、ドライヤーとクシを使っていくことがポイントです。

スタイリング剤を使うこともおすすめですが、量が多すぎると重さでボリュームがダウンしてしまうので、スプレータイプのものでセットするといいですよ。

 

猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【4】アップスタイル

困ったときのヘアアレンジと言えばアップスタイルです。アップにするときは、猫っ毛ならではの魅力ポイントである、後れ毛をたっぷり出してラフに決めてみましょう。

シースルーバングのような透け感のある前髪にすると、ラフなお団子の魅力を引き立ててくれます。

低めの位置でお団子を作れば落ち着いた印象になるので、ボブヘアさんは低めのお団子に挑戦してみてください。

 

猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【5】ヘアアイテムでアレンジ

面倒なヘアアレンジや難しいヘアアレンジが苦手なら、ヘアアイテムをどんどん活用していきましょう。一番取り入れやすく、おしゃれになれるのがスカーフです。

好みの太さにスカーフを折ったら頭に巻くだけ。これなら猫っ毛のデメリットであるボリュームのなさも気になりませんよね。そしてショートヘアでもロングヘアでも取り入れることができます。

前髪だけでもセンターパートやシースルーバング、うざバングなど旬のスタイリングを取り入れると、おしゃれ度が一気に増します。

 

<長さ別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【1】ショートはくせ毛風パーマを

猫っ毛のふわふわした質感が生きるのが、くせ毛風ショート。ストレートの人はパーマで、元々くせ毛の人はカットだけでニュアンスのあるヘアスタイルになります。朝のスタイリングもワックスをもみこむだけで、セットが決まりますよ。

 

<長さ別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【2】ボブはショートバングで大人かわいく

個性的なイメージで難易度が高そうなショートバング。しかし、猫っ毛なら切り揃えたような印象になりにくいので、大人かわいく仕上がります。毛先はアイロンやカーラーでワンカールさせた後、ワックスを揉み込んで崩せば、ゆるふわボブになりますよ。

 

<長さ別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【3】ミディアムはウェット質感でニュアンスを

毛先に動きがあって、カジュアル感がかわいい外ハネミディアム。大人っぽく見せたいならオイルやジェルなどのウェット系のスタイリング剤で濡れたような質感に。猫っ毛だからこそ、きれいな束感が出やすいですよ。髪がペタンとなりやすい人は、スタイリング剤を付け過ぎないように注意してください。

 

<長さ別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【4】ロングは無造作でラフなスタイリングに

ゆるいウェーブがラフな雰囲気のロング。猫っ毛ならではのゆるふわな質感を活かすことで、今っぽい無造作感を作れますよ。カットで高めにレイヤーを入れることで髪に動きが出やすくなります。

 

<髪色別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【1】黒髪はエアリーなショートに

雰囲気が重たくなったり暗くなったりしがちな黒髪。でも猫っ毛は元々髪の毛自体に軽さがあるので、黒髪でも重たくなりません。エアリー感を活かしたショートにすれば、ニュアンスのある大人っぽいヘアスタイルに。

 

<髪色別>猫っ毛を活かしたおすすめのヘアアレンジ【2】明るいブラウンはデジタルパーマでふわふわに

パーマがかかりにくい猫っ毛におすすめなのがデジタルパーマ。猫っ毛でもカールがしっかり出やすいですよ。髪色が明るいブラウンなら、ふわふわした質感が優しく柔らかい雰囲気を作ってくれます。ゆるふわミディアムでガーリーなヘアスタイルに。


猫っ毛のメリットやデメリット、正しいケア、おすすめのヘアアレンジをご紹介させていただきました。猫っ毛のいいところも悪いところも知ることで、どこを活かしてヘアスタイルを作れば良いのかが分かります。
猫っ毛には猫っ毛にしかない「ふわふわ感」という最強の武器があるので、上手に猫っ毛と付き合っていきましょう。