BEAUTY

不器用さんでも着られる!着物の着付けやマナーを解説

大人の女性のたしなみとして、着物の着付けができることは素敵ですよね。
着物の着付けと言うと、敷居が高いように感じますが、着物の着付けを習い事にしているアラサー女子のみなさんもいるのではないでしょうか?

今回は、着物の着付けをする際の必要なものや着付けの流れ、そして、着物を着た際の立ち居振る舞いやマナーについてご紹介します。

 

大和撫子に♡知っておきたい着物の着付けやマナー①まずは着付けに必要なものをチェック

着物を着る際は、準備するものがたくさんありますよね。
まずは、着物の着付けをする際に必要なものをまとめてみました。

・着物用肌着。浴衣用下着でもOK。
・長襦袢(着物用下着)
・腰紐…6本
・衿芯(長襦袢の衿の芯)
・伊達締め、もしくは伊達巻き…2本

・着物
・重ね衿や半襟
・衿止め(着物を着る時に、衿の位置を固定)
・着物ベルト(衿元の着崩れを防ぐ)

・帯
・帯板(帯の前面を整える)
・帯枕(帯の後面でお太鼓を作る)
・調整用のタオル
・帯揚げ
・帯締め

・足袋
・草履
・バッグ
・髪飾り

 

大和撫子に♡知っておきたい着物の着付けやマナー②着物の着付けの流れ

次に着付けの流れをご紹介していきます。

◆まずは下着と長襦袢を着よう

まずは、着物を着る前に、着ておくものがあります。
それは、肌着と長襦袢です。

着物用の肌着を着た後に、長襦袢を着るのですが、長襦袢の着方で、着物を着た時の印象が変化してしまいますので、きちんと着る必要があるようです。

まずは、長襦袢を羽織ったら、衿先を合わせて、左右のバランスを取ります。

次に片手で揃えた衣紋(長襦袢の前の部分)を持ち、もう片方の手で背縫いをつまんで、下に引きます。抜き襟のように、こぶし1つ分程度開くように引きましょう。

そのまま右を下、左が上になるように合わせて、長襦袢を固定する伊達締めをウエストに当てたら、後ろに持っていき交差させて、また前に持ってきたら、右脇で結びましょう。
背中のシワや脇のたるみを整えたら完成です。


◆着物を着る

次にいよいよ着物を着ていきます。

着物に袖を通したら、衿先を両手で持ちます。
持った所から着物を持ち上げ、着物の裾のラインを床すれすれの長さになるように決めます。

着物の左の脇の線が、体の真ん中にくるようにして、上前を合わせます。

次に、着物の左側(上前)を右側(下前)に重ねます。
腰紐を前に当て、後ろで交差させたらまた前に持ってきて、きつく締めます。

しっかり結んで、腰紐の余りも、結んだ腰紐に挟めて固定したら、着物のおはしょりの後ろを整えて、前も同じように整えます。

長襦袢の衿にそって、下前の衿を整えます。左の身八つ口から、「着物ベルト」を入れて、下前の衿を挟みます。

そのまま着物ベルトを後ろから右脇へ回していったら、同じように整えた上前の衿先を下向きに挟みます。

背中のシワを脇に持っていき、整えたら完了です。

 

大和撫子に♡知っておきたい着物の着付けやマナー③帯の結び方の流れ

最後に帯を結んで、着物の着付けは完了です。

帯にはいろいろな種類や結び方があります。
初心者の方におすすめなのは、帯の基本的な結び方の「一重太鼓結び」です。
 
まずは、帯の手先(端)を、巻いておいた帯板の下の線位の長さに決め、肩に掛けたら、胴に一巻きします。右手で帯を引き締めたら、もうひと巻きします。

その後、帯枕を使って、背中にお太鼓の山を作ります。

お太鼓の形を作ったら、帯締めを後ろから通して前に持ってきて、前で結びましょう。
最後に帯揚げを後ろから前に持ってきて、ひと結びしたら、完成です。

「一重太鼓結び」は、基本的な帯の結び方ですが、初心者は練習が必要ですので、ぜひ着付け教室などでマスターしてみると、いつでも着物を着ることができそうですね。

 

大和撫子に♡知っておきたい着物の着付けやマナー④着物を着た際の振る舞いやマナー

着物を着る際は、立ち居振る舞いやマナーも大切ですよね。

着物を着た際は、「立つ」「歩く」「座る」などの、普段何気なくしている基本的な動作も、振る舞い1つで上品な印象になります。

基本的な立ち姿は、背筋を伸ばして、両手を前にして重ねると上品ですね。

何か物を取ったり、手を上げる場合は、二の腕が見えてしまわないように、袖口を押さえましょう。

正座する際は、少しコツがいりますね。

右足を少し引いて、右手で上前を少し引き上げておいてから、左手で上前の太もものあたりを押さえて腰を落とし、右手で上前をなで下ろして、着物を伸ばしてから、膝をついて座ります。

座る際も、着物にシワがつかないように、膝の裏の着物を整えてから座りましょう。

椅子に座るときは、帯を崩してしまわないように浅く座るようにします。

車に乗るときは、裾が開かないように、たてづま(裾の上あたり)を軽く持ち上げてから、お尻から入って座り、その後に足を車の中に入れるようにくるっと向きを変えると、乗りやすくなりますし、上品に見えます。

また、歩くときは背筋を伸ばし、ちょこちょこと、裾が乱れないように歩きましょう。

階段を上ったり、下りたりする場合は、右手で軽くたてづまを持ち上げると、裾が汚れませんし、楽に上り下りできます。

少し体を斜めにしながら上り下りすると、移動しやすくなります。

食事をする際は、着物を汚してしまわないように、ハンカチを膝にかけるようにすると安心ですね。もちろん、お店にあるナプキンでもOKです。

グラスなどを取る場合も、片方の袖口を押さえて、袂を汚してしまったり、腕が見えないように気を付けましょう。

お手洗いに行く際には、できるだけ広い洋式を使うのがおすすめです。

着物のつま先を上にあげて、帯に挟み込んで、落ちてこないようにしたら、今度は中に着ている長襦袢の裾を帯に挟み込んで、最後に裾除けを帯に挟み込むようにします。
帯締めに挟んでいってもOKです。

慣れていない場合は、クリップを用意しておくと便利ですね。

袖の後ろ側をクリップで挟んでおくと、袖がもたつきませんし、汚れる心配も軽減されます。

お手洗いを出る際は、着物が乱れていないか、しっかり鏡でチェックしましょう。


今回は、着物の着付けや、着物を着た際の振る舞いやマナーについてご紹介しました。
着物の着付けは、覚えておくと、いつでも着物を着ることができますし、年齢を重ねても、上品なおしゃれを楽しむことができますよね。
気になった方は、ぜひ着物の着付けに挑戦してみてはいかがでしょうか?