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長座ができないのはなぜ?考えられる理由と手軽にできる対策など

長座ができない人は意外と多いですが、実はできないにはそれなりの理由があるのをご存知ですか?今回は長座ができない人向けの対策法を合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

長座とは?

長座とは、両足を前に出して膝を伸ばした状態で座る姿勢です。最近は椅子に座るのが一般的になり、床に腰を下ろす機会が少ないことから、実は長座ができないという人も。

しかし、長座の姿勢はストレッチなどにも取り入れられることがあるように、足の筋肉を伸ばす効果あり。また、心臓や肺への血液循環を妨げないので、臓器への負担が減少される効果も期待できます。

 

長座ができない理由【1】足の裏側が痛い

足を押さえる女性

長座ができない理由に一番多いのが、太ももや膝、ふくらはぎの裏側の筋肉の痛み。無理に伸ばそうとしてふくらはぎがつってしまう人もいるので、気を付ける必要があります。

できない原因は、下半身の筋肉が硬いこと。特に太ももの裏側にある「ハムストリングス」「大腿二頭筋」といった筋肉。両方とも骨盤からふくらはぎの骨にかけて伸びている筋肉ですが、普段はあまり使われません。

長座をするには必要不可欠な筋肉なので、特に普段から膝を曲げて座っていることが多いデスクワーク中心の方は、太ももの裏の筋肉のストレッチなどを習慣にするのが克服のカギです。

 

長座ができない理由【2】骨盤が後傾する

後ろに手を付く女性

一見長座ができていると思いきや、実はお尻の下にある2つの骨(坐骨)が床にしっかりついていない方も。自分ではできているつもりでも、鏡を見ながら行うと股関節が直角に曲がっていない場合はできないに等しいと言えます。

この場合は、背中の筋肉(脊柱起立筋)が弱く、お尻の筋肉(大臀筋)が硬いのができない原因。

女性はある程度お尻が柔らかいのが普通ですが、硬くてひんやりしている場合は、骨盤を立てるために必要な体幹の強さが備わっていないと考えられます。

 

長座ができない理由【3】股関節の痛み

股関節を伸ばすストレッチ

頑張ればなんとかできるものの、長座すると股関節が痛いという方も多いです。また、前ももに力が入り過ぎて股関節が硬くなる場合も。

股関節を曲げると痛みを感じるのは、骨盤の内側で背骨から太ももの付け根まで繋がっている「腸腰筋」が弱いからです。身体と足を引き寄せてくれる筋肉なので、弱っているとどうしても長座の姿勢が辛くなります。

 

長座ができない人向けの対策法【1】筋肉をほぐす

ストレッチボールを使う女性

長座ができない人は、まず初めに凝り固まった筋肉をほぐす必要があります。

日常生活でも筋肉をほぐすことを意識しながら生活することでかなり効果あり。例えば電車の待ち時間にアキレス腱を伸ばしたり、自宅でテレビを観ながら屈伸運動や股関節を伸ばすストレッチをしたりなど。

ストレッチボールを使えば、自宅でも手軽で効果的なストレッチができます。ボールの上に乗って、深呼吸しながら体重をかけていくだけでOK。やり過ぎると揉みかえしが心配なので、心地良い程度でやめておくのがポイントです。

 

長座ができない人向けの対策法【2】簡単ストレッチ

継続することで長座体前屈ができるようになるストレッチ。お尻と背中を刺激しながら伸ばすことで、柔らかくする方法です。身体が温まっていた方が効果的なので、毎晩お風呂上りなどに行うのがおすすめ。

1.まずは長座の姿勢で前屈して、どれだけ曲がるかを確認します。

2.両足を手で抱えて、後ろにゴロンと転がって起き上がります。これを10回繰り返します。

3.もう一度長座の姿勢で前屈して、やる前との変化を確認してみましょう。

 

長座ができない人向けの対策法【3】ピラティスのポーズ

足を上に上げる女性

足の筋肉強化に役立つピラティスのポーズです。毎日取り組んで、長座ができるようになりましょう。

1.仰向けの状態で、両手は身体の横に置いてハの字に。両足はピッタリくっつけて90度まで上げます。この体勢がキツい場合は膝を曲げても良いです。

2.息を吸いながら、腰が反らないように注意して足をゆっくりとできるだけ遠くに下ろします。腰を浮かさず、足は床につかないところでストップします。

3.息を吐きながら、元の90度の状態まで戻します。1回に3~5回行いましょう。

 

長座ができない人向けの対策法【4】ヨガのポーズ

四つん這いの姿勢の女性

長座ができない人は、股関節を柔らかくするヨガのポーズに挑戦しましょう。股関節は腰痛にも関係するので、長座ができない以前に足を伸ばして座れないという方にも効果的です。

1.四つん這いの状態でつま先を立てて、お腹の力を抜いて、骨盤と床を平行に保ちます。

2.そのままお尻で円を描くように、左右に5回ずつ回します。大きく回すのではなく、股関節が動いているかどうかを意識しながら回しましょう。

3.四つん這いの姿勢に戻り、息を吐きながら手を前に滑らせて、お尻を後ろに引いて上半身を伸ばします。ここまでの呼吸を1呼吸として、5呼吸繰り返します。

 

【番外編】猫背解消と長座の関係性

正座をする女性

猫背の人は、反り腰になりやすいという特徴があります。反り腰になると、腰痛を始め肩こりやストレートネックなどになりやすく、長座もできない場合が多いです。

特に毎日ハイヒールを履いている人や、姿勢を良く見せようと胸を張っている人は要注意。猫背だと、背筋を始め長座するのに必要な筋肉が弱ってしまうので、長座の姿勢をキープするのは無理です。

他にも猫背は健康やダイエット的にもあまり良い影響はないので、長座ができないのを克服するためにも正しい姿勢をキープする練習をしましょう。


長座ができない理由は筋肉の凝りや日々の習慣が原因なので、自分の意識次第で解消することは可能。今回お伝えした長座ができない人向けの対策法は、手軽にできるものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。