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お酒で悪酔いする原因は?楽しいお酒のために知りたい悪酔いの予防策

「お酒は飲んでも飲まれるな」そんな言葉があるくらい、悪酔いをして失敗したことのある方は多いですよね。悪酔いするのはお酒の種類はもちろん、飲む側の体質の問題もあるのです。
悪酔いのメカニズムを知り、予防や対策をして楽しくお酒をたしなむヒントを探しましょう。

お酒で悪酔いしないためには?:お酒の種類

安いお酒を飲んだから悪酔いした、といったことをよく耳にします。しかし、悪酔いは安いお酒かどうかという問題ではなく、成分とアルコールの種類にもよるのです。

安くても悪酔いしにくいのが焼酎です。何度も蒸留することで純度が高くなり、アルコールもエチルアルコールのみとなり、肝臓でのアルコールの分解が単純だからです。

悪酔いをする成分がお酒に含まれているかどうかも注意が必要です。
アセトンやタンニン、フーゼル油といった成分が悪酔いを引き起こすとされています。フーゼル油は蒸留酒の風味に関わり、タンニンはワインの渋み成分になっています。

また、メチルアルコールも悪酔いを起こすと言われており、身体に悪影響を及ぼすとのことで、含有量は規制されています。ワインやブランデー、ウイスキーは微量ですが含まれています。

また、日本酒には不揮発性物質の糖質が含まれており、悪酔いの原因といわれています。

お酒で悪酔いしないためには?:飲む側の体質

アルコールを無害な酢酸に分解する酵素をアセトアルデヒド脱水素酵素というのですが、アセトアルデヒドの代謝速度が遅い低活性型は日本人の約40%に当たり、酵素活性を全く持たない非活性型も6~7%存在します。このことから、日本人はお酒に弱い人種といわれているのです。

アルコールが分解されず、体内に残っている状態でさらにアルコールが体内に入ると、悪酔いを起こしやすくなります。

アセトアルデヒドの代謝が弱い、もしくはかけているというのは遺伝的な要素が大きく、親がアルコールに弱いという場合は、子供も弱いことが多いとされています。

また、女性は脂肪分が多く、水分が少ないことや女性ホルモンの影響により、アルコールの分解速度が遅いために、血中アルコール濃度が男性よりも高くなりがちなので、注意が必要です。

お酒で悪酔いしないためには?:悪酔いを予防するためのお酒の飲み方

人によってアルコールの分解速度は違うのですが、温度によっても吸収が違います。

アルコールは体温に近い温度になると吸収されやすくなります。吸収されてから分解が開始されるので、常温のアルコールの方が悪酔いはしにくいのです。

逆に冷たいお酒は吸収までに時間がかかるので、同じ量を摂取していてもアルコールが分解されず溜まっていき、悪酔いしやすくなります。

炭酸が入ったアルコールは、胃からの吸収が急激に高くなるので、悪酔いしやすいとされています。

悪酔いをしにくい飲み方の工夫としては、ゆっくり飲んでアルコールが分解されて体内に残りにくくすることが重要です。

また、分解が早く始まるように、あまり冷たいものは飲まない工夫も必要です。とはいえ、冷たくないお酒が美味しいかどうかは別問題ですね。

工夫としては、アセトアルデヒドの分解を促進するとされているグレープフルーツジュースを飲酒後に飲んでみることもいいかもしれません。

お酒で悪酔いしないためには?:飲む時間と量を決めておく

悪酔いするのは、短時間に大量のアルコールを摂取することも要因の一つです。

自分がどの程度、どのお酒を飲むと悪酔いをするのかわかっていれば、飲むアルコールの種類と時間を決め、厳守するようにしましょう。楽しく飲むためにルールを決めて、同席者に協力を求めるのも良い方法です。

毎日の飲酒は肝臓に負担をかけ、肝機能が悪くなることもあります。アセトアルデヒドは肝臓で代謝されるため、肝機能の低下が悪酔いと関係していることもわかります。

悪酔いを防ぐためには、休肝日を決めて、肝臓を休ませてあげることも大切です。

お酒で悪酔いしないためには?:悪酔いを防止する食べ物を食べる

アルコールの急激な吸収を避けるために、「食べてから飲む」ということはよく言われることです。

肉類や大豆製品、卵などのたんぱく質には、アセトアルデヒドの分解を助ける作用があり、悪酔いをしにくいのです。まずはたんぱく質を摂取してからアルコールを摂取するといった工夫をし、悪酔いをしにくい環境を作りましょう。

また、ウコンは肝機能を良くする作用があるため、飲酒したらウコンを取れ入れるのも効果的です。

ドラッグストアやコンビニで購入できるため、急な飲み会でも安心です。

悪酔いを防ぐために、お酒の1.5倍の水を飲むことも有効だといわれています。アルコールを飲んだら次は水を飲むなどし、アルコールが体内に残らないようにしましょう。


悪酔いはアルコールの種類や体質によって引き起こされます。工夫次第で悪酔いは事前に予防することができます。悪酔いを予防する方法や対策を知って、楽しいお酒を飲みましょう。
ただし、体のことを考えて、休肝日もつくりましょうね。